週1回3時間!共働きのズボラ週末家庭菜園

60㎡の畑を週1回3時間で管理。ラクしてガッチリ収穫を目指します!

【支柱なし】肉厚でボリュームあり!「つるなしモロッコ」の栽培記録

 

近年、インゲンは幅広のモロッコいんげんと呼ばれるものを栽培しています。

日々のお弁当の具としてウインナーと調理したり、お味噌汁の実に入れたりと、丸莢のインゲンに比べて料理にしやすい上、ボリュームもつけやすいのがポイント。

また、栽培面からは、支柱を立てる手間を省くため、収穫期間は短くなるものの、ほったらかしでいける、つるなし種を選びます。

品種は、タキイの「つるなしモロッコ」を使っています。

以下、栽培記録になります。

 

4月6日 36穴トレーに種まき

 

いつもは32穴トレイを使うのですが、春は育苗棚がいっぱいになりがちなので、省スペース化できる、一回り小さい49穴トレイをカットしたトレイに1粒ずつ種まき。

種まき後は、ダイソーのかるーい土(ココピート)をうすめにかぶせて水やり。

今回はこの10穴に加えて、予備に8穴追加でまきました。

 

 

その後、まだ部屋では床暖房をつかっていたので、床暖房で温度をかけました。

こんな感じで、A4トレイを衣装ケースの中に積み上げて、床暖房のきいている部屋の端っこあたりにおいています。

4月10日 発芽してきたので育苗棚へ移動

 

温度が十分確保されていれば4日程度で芽が出てくるので、発芽しはじめたら、徒長しないよう、すぐに育苗棚に移して管理します。

ちょっと盛り上がってきた程度のタイミングで、育苗棚に移します。

 

▼ 部屋の中で苗をつくっています!

4月14日 畑に植え付け

 

種まきから約2週間。こんな感じで本葉も2枚展開しています。

 

 

18粒中、芽が出ていたのが15粒。

ティースプーンで土ごとすくって、15㎝間隔の防草シートマルチに植え付けます。

株間は15㎝、30㎝2列植えを基本にしています。

本葉が展開しているしっかりめのものを、メインに植え、まだ芽が出てきたばかりの遅めのものは、予備苗として、間に適当に植えておきます。

植え付け後、多木有機液肥3号 で水やり、活着を促します。

 

 

その後は、内側に防虫ネット、外側は不織布でトンネルをしました。

今日は、とうもろこしのゴールドラッシュ、エダマメの神風香も一緒に植えました。

4月21日 

 

順調です。真ん中の芽が出ただけの苗も、追いついてほぼ同じ大きさになりました。

このタイミングで、真ん中の予備苗3本は撤去。

畑の空いているスペースに、適当に植えておきました。

4月29日 不織布をはずしてトンネルを防虫ネットだけにする。

 

植え付けから約2週間です。

トウモロコシのゴールドラッシュ、真ん中がエダマメの神風香、そしてつるなしモロッコです。

トウモロコシは大きくなってきたので、トンネルからはずすタイミングで、豆類は外側の不織布をはずし、内側の防虫ネットトンネルだけにしました。

5月6日 

 

大きくなってきました。

5月18日 トンネルの中はパンパンに。だけどそのままほったらかし。

 

トウモロコシ、エダマメ、つるなしモロッコの畝はこんな感じです。

 

 

ちょっと窮屈になってきたので、おさえでつかっているダンポールをゆるめて、防虫ネットは浮かせ気味にします。

虫が入るリスクは高まりますが、あまり大きなダメージを受けたことはありません。

6月2日 莢がつきはじめてきた!

 

莢がつきはじめてきました!

でもまだ細いので、食べられそうなのはありませんね。また来週。

6月9日 収穫開始

 

いよいよ収穫開始です!

 

 

12株で約1㎏収穫できました。

6月15日 多分今週あたりで終わりかな?

 

今日も1㎏近く収穫できましたが、もう花の姿はありませんでした。

一応来週までほったらかしておいてみますが、つるなし種はだいたい2週間で収穫が終わる印象です。

タキイ種苗「つるなしモロッコ」

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栽培を振り返って

今年も安定した収穫で、ほったらかしでいけました。

基本は防虫ネットトンネル栽培がとてもオススメです。発芽直後の鳥害、突発的な強風、そしてある程度の防虫対策ができて、そのまま収穫までいけるので、ズボラにいくなら定番の栽培方法です。

ただ、4月いっぱいは、朝晩まだ冷えることもあるので、不織布をさらにかぶせておくと、生育が安定してスムーズです。

タキイ種苗のモロッコいんげんには、つるあり種とつるなし種があります。

つるあり種は収穫期間が長い一方、支柱ネットを立てるなどの手間が発生します。

一方、今回栽培した「つるなしモロッコ」であれば、収穫期間は約2週間になりますが、支柱を立てなくても収穫ができるので、省力化が可能です。

すじもなく、幅広でボリューミー、クセもないので、日々のお弁当の具にウインナーと炒めたり、お味噌汁の実に入れるのが、ウチでは定番です。

また、春に余った種は、8月上旬にまいて、10月中旬に収穫することもできます。

年二回楽しめるので、家庭菜園の定番にオススメです!

栽培データ

種まき:4/6 → 収穫:6/9~

15㎝株間 列間30㎝2列 12株

*元肥:豚ぷんを10㎡あたり1.3kg

*週1回 多木有機液肥3号 を株元に散布

*農薬なし