春と秋の定番でつくる野菜のひとつが、サラダ春菊です。
春菊には、株ごと収穫する株張り型と、新芽を収穫していく摘み取り型の2タイプがあります。
サラダ春菊は、株張り型。大きくなったらサクッと一発収穫なので簡単です。
- 3月3日 36穴トレーに種まき、その後
- 3月7日 発芽してきたので育苗棚へ移動
- 3月17日 畑に植え付け
- 4月7日 ビニールトンネルをはずして不織布だけ残す
- 4月14日 この1週間で一気に大きくなった
- 4月21日 収穫します!
- サラダ春菊(トーホク)
3月3日 36穴トレーに種まき、その後
36穴トレーに7粒程度ずつ種まき。
春菊はもともと発芽があまり良くないので、多めにいつもまいています。種も安いし。
今日は、きよはるキャベツ、ミラージュほうれん草 も一緒にまきました。
種まき後は、ダイソーのかるーい土(ココピート)をうすめにかぶせて水やり。
春菊は、好光性種子らしいので、覆土は一応うすめにかぶせるように意識しています。
でも、発芽の基本、水と温度と空気の三原則が確保されていれば、なんだかんだで発芽する印象ですね。
その後、まだ部屋では床暖房をつかっていたので、床暖房で温度をかけました。
こんな感じで、A4トレイを衣装ケースの中に積み上げて、床暖房のきいている部屋の端っこあたりにおいています。
3月7日 発芽してきたので育苗棚へ移動
週末まいた、3種類の野菜がパラパラ発芽してきました。
一番右がサラダ春菊。気持ち覆土はうすめにしていますが、ココピートで軽いので、こんな感じでモコモコ簡単に出てきます。
温度が十分確保されていれば3日程度で芽が出てくるので、発芽しはじめたら、徒長しないよう、すぐに育苗棚に移して管理します。
▼ 部屋の中で苗をつくっています!
3月17日 畑に植え付け
種まきから約2週間。こんな感じで双葉が十分展開しました。
春菊の茎はいつもこんな感じで、いつもか細く弱弱しい印象があります。
でもしっかりできるんです!
ティースプーンで土ごとすくって、土ごとマルチの穴の中においていきます。
マルチ穴の間隔は15㎝✕15㎝です。今回は8穴植えました。
そして、最後に軽く指で、畑の土に押し付けていく感じです。
植え付け後は、水でうすめた 多木有機液肥3号 をジョーロでかけておきます。
その後、外はまだ寒いので、外は穴あきビニール、内側に不織布をかけて、トンネルにしてあります。
4月7日 ビニールトンネルをはずして不織布だけ残す
植え付け後、2週間。本葉が展開して、株が大きくなり始めました。
植え付けから、特に間引きなどはしていません。
週1回来る度に、水やりがわりに、液肥だけあげています。
今年は1週間ほど遅いのですが、桜が満開になってきました。
このタイミングで畑のトンネルは、外側はビニールをはずし、防虫ネットに変更。
内側の不織布のみ引き続き残します。
4月14日 この1週間で一気に大きくなった
この1週間で、かなり横に広がって、株も張ってきました。
でも、まだ収穫するのには足らないサイズ。もう1週間我慢します。
4月21日 収穫します!
十分大きくなりました!収穫します。
1株あたりの大きさは長さ20㎝でちょうどよい大きさです。
3穴分でこのボリューム。大人二人でサラダで十分食べられる量が収穫できました。
根はハサミで切って、持ち帰ります。
今回、8穴分つくりましたが、1週間で消費するには十分な量ができました。
春の春菊は、早めの収穫がオススメです!
5月の連休を過ぎてくると、暑くなってくるので傷みやすくなる上、多湿でべと病など難しくなってきます。
今回のサイズでおいておくなら、来週には片付けたいところですね。
サラダ春菊(トーホク)
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栽培をふりかえって
種はホームセンターで並んでいた、トーホクのサラダ春菊を購入しました。
サラダ春菊はやわらかくて、香りもよく、生で楽しめるのがポイント。
春は、リーフレタス や コスレタス と一緒に栽培して、あわせて収穫してサラダにしてたっぷり食べています。
畑の植え付けは、いつも3月お彼岸を目安にしています。日中は気温があがりやすくなる一方、夜はまだ寒いので、総じて暑くはならないので、野菜もスムーズに育ちます。
毎年、サラダ春菊は栽培しているのですが、今回はベストな作型だったかなと思います。
栽培データ
種まき:3/3 → 収穫:4/21
15㎝✕15㎝ 8穴
*元肥:豚ぷんを10㎡あたり1.3kg
*週1回 多木有機液肥3号 を株元に散布
*消毒なし(内側不織布・外側ビニール→4/7防虫ネットに変更)