週1回3時間!共働きのズボラ週末家庭菜園

60㎡の畑を週1回3時間で管理。ラクしてガッチリ収穫を目指します!

初心者にもおすすめ!週末家庭菜園でも無理なくつくれる野菜はコレ!

私の場合、平日は勤めているため、畑へ行けるのが週末の基本週一回。

まず悩んだのが、つくる野菜選びです。

管理が簡単で、収穫するのに1週間程度ブレがあっても大丈夫な野菜、つまり大きくなりにくい、大きくなっても美味しい野菜をつくる必要があります。

これまでつくったもので、オススメや、逆に今一つだった野菜をご紹介します。

簡単!あまり虫や病気を気にせずつくれる野菜はコレ。

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イモ類は収穫も楽しく、ほったらかしでも結構とれる野菜です。

豆類は、鳥とカメムシ対策に、収穫まで防虫ネットでトンネルしておけば簡単。

インゲンやえんどうは「つるなし種」を選ぶと、支柱をたてなくてもできます。

果菜類は、ちょっと病害虫注意ですが、気付いたら消毒程度でなんとか大丈夫。

  • じゃがいも
  • さつまいも
  • カボチャ(生育初期は防虫ネットでトンネル)
  • エダマメ(栽培中は防虫ネットでトンネル)
  • つるなしインゲン(栽培中は防虫ネットでトンネル)
  • つるなしえんどう
  • タマネギ
  • ナス
  • ピーマン
  • 万願寺とうがらし
  • トウモロコシ(穂ができてからの虫、カラス、獣害、収穫遅れ注意。)

ちょっとメンテナンス必要。病害虫対策をすればつくれる野菜はコレ。

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これらは、栽培してみて、虫や病気がつきやすい印象のあった野菜です。

できれば収穫まで、防虫ネットでのトンネル栽培を基本にした方が良いです。

キャベツや白菜、ブロッコリーなど大きくなる野菜は、栽培前半は防虫ネットでトンネルし、トンネル内でいっぱいに育ったら、のびのび育つように後半はトンネルをはずして、農薬での消毒を定期的におこないます。

これらの野菜は、2週間に1回を目安に、様子をみながら、殺虫や殺菌で農薬をつかっています。

虫は手強く、防虫ネットをはっても隙間から入られたり、土中からもやられます。

週1回の管理で、簡単で確実に収穫するには、やっぱり農薬も必要ですね。

農薬は、使える野菜と濃度、回数をラベルやWebサイトで確認して使います。

無農薬にこだわりたくても、特に虫のつきやすい野菜に関しては結構難しいですね。

病害虫だらけの野菜は、見た目が気持ち悪いだけでなく、傷口からいたみやすく、結果、長期保存もできなくなるので考え物です。

 

虫に注意する野菜

  • キャベツ
  • 白菜
  • ブロッコリー(春の栽培は収穫を早めに)
  • カブ
  • 大根
  • 小松菜
  • 人参

病気に注意する野菜

  • レタス
  • ホウレンソウ
  • 春菊
  • ネギ(梅雨から夏、秋雨の多湿時期に注意。)
  • トマト(ただし矮性の調理向け品種)

これは失敗・・・。週一回ならやめた方がよい野菜はコレ。

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管理に手間がかかるもの、すぐに大きくなるものは、残念ながら除外です。

自宅の庭先など、ほぼ毎日~数日に一度程度見られるのであれば可能です。

  • キュウリ(夏は朝と晩で大きさが違うほど育つ。日持ちしない。)
  • トマト(誘引作業が追い付かない。鳥に食われる。すぐ腐る。)

 

▼ トマトは矮性品種を選ぶことで、週1回管理支柱なしで栽培できました!

食料確保の基幹に。長期保存(2ヶ月~)にむく野菜はコレ。

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常温保存できる野菜

  • じゃがいも
  • さつまいも
  • タマネギ
  • カボチャ

冷蔵保存できる野菜(乾燥防止からアイラップなどのポリ袋に入れて保存)

  • キャベツ
  • 白菜
  • カブ(ただし葉~首の部分はしっかり切り落とす)
  • 大根(ただし葉~首の部分はしっかり切り落とす)
  • 人参(ただし葉~首の部分はしっかり切り落とす)

冷凍保存できる野菜(1ヶ月程度が目安)

  • ピーマン
  • 万願寺とうがらし
  • ナス(揚げてから)
  • ブロッコリー(軽く塩ゆで)

保存期間は、野菜の最適貯蔵条件一覧表(農研機構)を参考にしています。

実際の経験と合致するため、野菜づくりをする上で、とても参考になっています。

つくる野菜に優先順位をつけて自給力を強化する

我が家の家庭菜園は、

  1. 年間を通して長期保存が向く野菜を栽培する(特にイモ類)
  2. ナスやピーマンといった長期間(6~10月)収穫できる果菜類
  3. トウモロコシやエダマメ、黒大豆といった味を楽しめる野菜
  4. 空きスペースは小松菜やホウレンソウなどの短期栽培(1~2か月)の野菜

といった作付の順位で、野菜を栽培しています。

 

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現在は、買ってくる野菜はモヤシやしめじ、冬にハウス野菜を少々程度で、家庭菜園で自給化できる体制がかなり仕上がっています。

 

当ブログでは、野菜の栽培記録が、種まきから収穫まで一記事でみられるようにまとめてあります。

基本週一回、雨だと一週とぶこともよくある管理方法なので、いかに手を抜くか、またブレ幅があっても耐えられる野菜づくりに取り組んでいます。

あわせてご覧いただき、ご参考になれば幸いです。