週1回3時間!共働きのズボラ週末家庭菜園

60㎡の畑を週1回3時間で管理。ラクしてガッチリ収穫を目指します!

【10~11月収穫キャベツ】 はやどり甘藍の栽培記録

f:id:tomo-saien:20211114055347j:plain

 

はやどり甘藍は、暑さに強い、夏向けのキャベツ品種です。

暑い時期から栽培のはじまる7月種まき→10月収穫でも栽培してみました。

7月19日 36穴トレーに種まき

36穴トレーに1穴1粒程度おとして、種まきしました。今回6株目標。

種まき後は水をあげて、育苗システムで管理します。

 

この時期は暑いので、外での育苗管理はほったらかしでは難しいです。

発芽するまで日陰におき、発芽後は白の不織布などで直射日光を遮ります。

また、水を切らさないようにすることも大事です。手間がかかりますね。

その点、育苗システムをつくってからは、

水もすぐ乾かないし、直射日光とも無縁な室内なので超簡単です!

 

7月30日 畑に植え付け

f:id:tomo-saien:20211114055351j:plain

 

種まきから2週間。本葉が2枚みえてきた程度の大きさで、植え付けます。

株間は37㎝、列間は45㎝の2列のチドリでの植え付けです。

株元にはオルトラン粒剤を混和します。

 

f:id:tomo-saien:20211114055355j:plain

 

今回は雑草対策に、ダイソーで買った黒の不織布をマルチにしてみました。

6~8月いっぱいは雑草対策を徹底しないと、かなり面倒くさいです。

 

f:id:tomo-saien:20210722160348j:plain

 

* 写真は他の野菜の引用

植え付け後は、液肥で水やりし、写真のように、防虫ネットでトンネルした

上に、両側をあけるように、不織布で日除けをしました。

根付く前に枯れて全滅なんてことがよくあるので、夏場は特に日除けは必須です!

また育苗期間も、夏場は根がある程度張った、2週間目の植え付けが目安です。

1週間だとまだ若すぎて、枯れて失敗する可能性あり。

不織布のみ、苗が根付く目安、1週間後にはずします。

8月28日 順調に生育中

f:id:tomo-saien:20211114062629j:plain

 

f:id:tomo-saien:20211114055358j:plain

 

植え付けから約1ヶ月。順調に大きく成長しています。

ここまでは、株元のオルトラン粒剤一回の消毒のみで維持できています。

9月12日 油断していたらやられた・・・。

f:id:tomo-saien:20211017053942j:plain

 

左がキャベツの列、右がブロッコリーの列です。

はやどり(7/30植え)、輝吉(8/16植え)、彩音(9/4植え)の順で入ってます。

 

f:id:tomo-saien:20211114055336j:plain

 

トンネルをめくってみたら、ちょっと様子がおかしい??

 

f:id:tomo-saien:20211114055338j:plain

 

6株中2株、虫に芯の部分を食われるという、致命的なダメージを受けました。

芯(成長点)をやられてしまうと、収穫できなくなってしまいます・・・。

脇芽から玉はできるものの、手間をかける程、大きくはなりません。

残念ですがサッサと引っこ抜いて、残りの株がやられないように消毒します。

殺虫剤はトレボン、殺菌剤はダコニールで消毒しました。

9月20日 結球はじまる。防虫ネットトンネルを緩める。

f:id:tomo-saien:20211114055340j:plain

 

中心の玉が見え始めました。ここから収穫まで約1ヶ月です。

引き続き防虫ネットでトンネルしていますが、生育の妨げにならないように、

軽くかぶせる程度に緩めました。

10月2日 防虫ネットトンネル撤去。予防で消毒。

f:id:tomo-saien:20211114055342j:plain

 

だいぶ大きくなってきたので、防虫ネットトンネルを撤去しました。

そして予防で、殺虫剤のアファームで消毒をしておきます。

過去にこのタイミングで、虫に玉をかじられるという失敗を何度かしているので。

10月23日 来週あたり収穫できそう?

f:id:tomo-saien:20211114132028j:plain

 

だいぶ大きくなってきました。来週あたり収穫できそうな感じです。

10月31日 収穫

f:id:tomo-saien:20211114055347j:plain

 

収穫してみます。

先週からもう少し大きくなるかと思いましたが、意外と大きくならず。

10月入ってからの冷え込みで、動きが鈍くなった印象を受けました。

見た目の割には1.5㎏程度と、重さのあるキャベツが収穫できました。

小林種苗「はやどり甘藍」

耐暑性のあるキャベツで、7月収穫に引き続き10月収穫用で栽培してみました。

秋収穫キャベツの先発に向いた品種です。

歯切れがよく、美味しいキャベツです。

葉肉がややうすいので、生食から火をサッと通す炒め系が向いていますが、

これからの時期は、トマト鍋やカレー鍋といった洋風鍋でもたっぷり使えます!

長期保存にはやや不向き、1ヶ月程度を目安に早めに食べた方が良さそうです。

 

▼ 虫や病気で難しめの7月収穫の栽培もやってみました。

栽培データ

種まき:7/19 → 収穫:10/31

株間37㎝ 1列6株→4株

元肥:豚ぷんを10㎡あたり1.3㎏

*週1回 多木有機液肥3号を株元に散布

*消毒 

7/30 オルトラン粒剤(株元)

9/12 トレボン乳剤+ダコニール1000

10/2 アファーム乳剤

栽培を振り返って

途中、芯を虫に食べられてしまい、株数を減らしてしまいました・・・。

夏のキャベツ栽培は、やっぱり確実に虫害をおさえることが大事ですね。

生育初期の防虫ネットトンネルの栽培は有効なので、引き続き行う一方、

植え付け1ヶ月後から、2週間に一度ペースを基本に予防消毒をルーティン化

してみようと思います。