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ジャガイモを家庭菜園で自給自足!品種選びと常温保存方法を考える。

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ジャガイモは、手間をかけずに沢山収穫することができるので、家庭菜園でまず取り組みたい野菜のひとつです。調理もいろいろ利用できて、長く保存もできます。

今回は、ウチで実践している、品種選びと栽培計画、保存方法をご紹介したいと思います。

 

ジャガイモの栽培時期

ジャガイモは、私の住んでいる埼玉県東部、関東平坦地の場合、春ジャガと秋ジャガで年2回収穫ができます。

春2~3月に植え付けて6月に収穫する「春ジャガイモ」と、晩夏9月に植え付け、12月に収穫する「秋ジャガイモ」があります。

ジャガイモの保存期間

野菜保存するにあたり、私が目安にしている 野菜の最適貯蔵条件一覧表(農研機構)によれば、保存温度は「完熟」は保存温度が4~8℃で、5~10ヶ月になっています。

冷蔵庫の野菜室で保存すれば、極端な話、6月に収穫した春ジャガイモを、2月頃まで食べることができるということで、それだけ日持ちのする野菜です。

 

実際、ウチでは、6月に収穫した春ジャガを12月の秋ジャガ収穫まで使い、その後、秋ジャガを3月頃で使い切り、4~5月が足らなくなって買ってくる感じです。

家庭菜園でまかなうには、春ジャガで長期保存しても芽が出にくい(休眠期間の長い)品種を栽培して、半年分の在庫をしっかり確保できるかが勝負になります。

ウチでは、春ジャガでは、自家採種の「マチルダ」と、種芋を入手できる「シェリー」という二品種を栽培しています。どれも美味しい品種の上、イモの表面の凹凸もほぼないので、皮むきもしやすいのが特徴です。

ジャガイモの保存方法は、常温保存でどう夏越しするかが課題。

春ジャガイモを長期保存する場合、課題なのが夏をどう越すかという点。

春ジャガは、40株40kgを収穫目標にしていますが、冷蔵庫に入るスペースは当然ないので、常温保存での環境を考える必要があります。

以前、畑の中に埋めて保存する方法もチャレンジしましたが失敗、現在は無難に室内で保存するという方法に落ち着きました。

 

 

実践している保存方法です。

平べったいダンボール箱に新聞紙を敷き、できるだけ平らにジャガイモを並べ、さらに上にも新聞紙をかぶせます。適度な乾燥防止に、新聞紙は本当に便利です。

使うときは、新聞紙をめくって取り出すだけでOK。

そして、このダンボールを、少しでも暗く涼しい場所を探して置いておくのが一番のポイントです。

夏場は、よく冷房をかける部屋の端っこなどに置いておくと良い感じでした。

結局、人間が暑くて不快になる場所は、ジャガイモ保存にも不向きです。

 

 

収穫から約3か月。9月10日頃の様子です。

赤芽がシェリーで、普通のものがマチルダです。

常温保存なので、芽は十分抑えきれませんが、やわらかくもならず、比較的良いコンディションで夏を越せました。

在庫も10㎏近くになってきたので、これから先は、できるだけ冷蔵庫の野菜室に移動させながら、芽が出るのを少しでも抑えようと思います。

 

 

こちらは、同じ6月に収穫した、ながさき黄金という品種です。

秋ジャガ向けの品種ですが、春ジャガでも使えるので、年2回畑で栽培しています。

ただ、芽が出るのが早く、やわらかくもなりやすいので、こちらはもう限界かな?

春秋植え兼用タイプの品種は、収穫後、3ヶ月を目安に消費したいところです。

 

 

収穫から6ヶ月弱。11月28日頃の様子。マチルダとシェリーです。

室内でも涼しい場所を意識して、常温保存していましたが、そろそろ限界。

芽がしっかりと出て、やわらかくなってきました。

使えるものだけ芽欠きをしながら、早めに食べますが、畑ではもう秋ジャガが収穫できるので、買わずにここまで持たせることができました。

 

 

12月10日頃。霜が本格的におりる前に、秋ジャガを収穫。品種はながさき黄金。

収穫したジャガイモは、春と同様に、平ダンボールで新聞紙に包んで保管、室内でも廊下など寒い場所で保存しますが、休眠期間が短いので、3月頃までが限界です。

冷蔵庫での保存の場合

低温には弱いので、冷蔵庫の場合、野菜室を使用。

紙袋に入れた上、さらにレジ袋などポリ袋に包んで保存しています。

ジャガイモの収穫量の目安

春ジャガと秋ジャガでは、1株あたりで収穫量がかわります。

例えば、ながさき黄金を春と秋、2回栽培しましたが、秋の方が収穫量は落ちたので、品種ではなく、春の方が、ジャガイモ栽培に向いているのだと思います。

私の場合、だいたいの目安ですが、1株あたり春ジャガで約1㎏、秋ジャガで約500gを収穫目安にしています(正直上手ではない・・・)。

他の方の栽培記事をみていると、品種にもよりますが、もっと収穫しているようです。

核家族のウチの場合、春は40株作付けで約40㎏、秋は20株作付けで約10kg収穫。

主に4~5月が不足しますが、あとは、家庭菜園でまかなえています。

ジャガイモの品種選び

春ジャガ(3月植え→6月収穫)と秋ジャガ(9月植え→12月収穫)で、主に使う品種が異なります。

春ジャガは、長期保存も目的にあるからか、芽が出るのが遅い(休眠期間が長い)品種が多いです。一方、秋ジャガは、芽が出るのがはやい品種が一般的です。

なので、春ジャガで収穫したイモを、秋ジャガでも転用する場合、男爵やメークインなど春ジャガ向け品種より、ニシユタカやながさき黄金など秋ジャガ向け品種を使った方が良いかと思われます。

畑で使っている春ジャガイモ品種

春ジャガイモでは、多くの品種が種芋で販売されています。

その中で、家庭菜園で長期保存を目的にするのであれば、味ももちろんですが、芽が出るのが遅い(休眠期間の長い)品種選びがポイントになります。

私は、日本特産農産種苗協会の資料(PDF) を参考にしています。

マチルダ

キタアカリのようななめらかな舌触りと味の濃さ、調理しても煮崩れがしにくく、外にに凹凸があまりないのでピーラーでも向きやすい品種。

芽が出てくるのも遅く、長期保存にも使えるので定番で使っています。

種芋の入手ルートが見つからず、食用を転用。

シェリー

赤皮で長い楕円形の面白いジャガイモ。

中は黄色いので、調理に違和感なく使えるのと、形に凹凸があまりないのでピーラーでもむきやすい。食味もしっとりめで、メークインよりもやや粉質感があって美味しい品種。芽が出るのも遅めの上、多収なので、種芋が購入できる品種としてオススメ。

 

その他の主な春ジャガ品種:

キタアカリ(食味の良さで定番人気)、男爵、メークインなど

畑で使っている秋ジャガイモ品種

秋ジャガは春ジャガに比べ、暑さで種芋が腐ったり、マルチも使いづらいので雑草との戦いとなる上、収穫量も少なめ。正直やや難しいです。

また、芽が出やすい(休眠期間の短い)品種を使うので、種類豊富な春ジャガと違って、デジマやニシユタカなど、使える品種も限定的です。

ながさき黄金

近年、長崎県で育成された「インカのめざめ」から改良された品種。

中はきれいな黄色で、しっとりめで味も濃く美味しい。調理しても崩れにくい。

また、表面の凹凸もなく、ピーラーで皮もむきやすい。

春植え にも、使うことができました。

休眠期間が短めなので、収穫後3か月を目安に食べます。

 

その他の主な秋ジャガ品種:

デジマ、ニシユタカなど

食用や自分で増やした種芋は、病気リスク理解の他、種苗法に準じて利用する。

自分で増やした種芋や食用のものは、土壌や生育途中でウイルスなど病気感染している場合があるため、自己責任のもと、自分の畑のみで使用します。

特に残念なのがウイルス感染している場合。生育が委縮気味でしっかり育たず、結果、収穫にも至らず、抜いて捨てるハメになります。

 

▼ 種芋がウイルスにかかっているとこうなります (>_<)

 

また、珍しい品種は、品種登録されているもの(PVP)があり、これは勝手に増やした種芋、種子、苗、その青果を譲ったり、販売したりすると、種苗法に触れてしまうので要注意です。メ〇カリとかで売るのはもちろん、ご近所さんに配るのもダメです。

ただし、家庭菜園での自家消費に関しては対象外だそうです。

私は、「自家消費を目的とする家庭菜園や趣味としての利用(農林水産省HP)」の範囲内で、家庭内でのみ消費し、ルール通りに使用しています。

 

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ジャガイモは、家庭菜園で栽培する野菜に超オススメです!

特に春ジャガ栽培は、つくりやすく多収なのでオススメです。

自給化するのなら、芽の出にくい品種の春ジャガを量産して、在庫を確保するのがベストです。

一方、秋ジャガ栽培は、残暑のある9月の植え付けになるなど、やや難しめ。

失敗した時の残念感があるので、お試し程度にするか、畑のスペースに余裕がないなら、無理してつくる程ではないかなという印象です。

 

私はこの他、秋冬のジャガイモ不足時のカバー分として「備蓄野菜」は、8月収穫のカボチャ10月収穫のサツマイモ もつくっています。

秋はサツマイモがあれば、ジャガイモが途中なくなっても、まあ問題はないかな。