週1回3時間!共働きのズボラ週末家庭菜園

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【11~12月収穫キャベツ】 輝吉(てるよし)キャベツの栽培記録

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キャベツは、肉質でわけると、やわらかい肉質のサワー系、かたい肉質の寒玉系、

そして中間の良質系と呼ばれる三つのタイプに分かれるそうです。

ウチの畑では、寒玉系をメインにつくります。2~3ヶ月もの長期間の保存ができ、

野菜炒めや洋風鍋といった、加熱調理に向いていて便利だからです。

特に年内収穫の定番にしているのが、この輝吉(てるよし)という品種。

種苗業時代に知り、つくってみたら肉厚で美味しかったので、定番にしています。

以下、栽培記録になります。

8月1日 36穴トレーに種まき

3年前の種だったので、36穴トレーに1穴2粒程度おとして、種まきしました。

種まき後は水をあげて、育苗システムで管理します。

 

この時期は暑いので、外での育苗管理はほったらかしでは難しいです。

発芽するまで日陰におき、発芽後は白の不織布などで直射日光を遮ります。

また、水を切らさないようにすることも大事です。手間がかかりますね。

その点、育苗システムをつくってからは、

水もすぐ乾かないし、直射日光とも無縁な室内なので超簡単です!

 

8月16日 畑に植え付け

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種まきから2週間。本葉がみえてきた程度の大きさで、畑に植え付けます。

3年前なのにほぼ生えました。

 

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株間は37㎝、列間は45㎝の2列のチドリでの植え付けです。

植え付け時、株元にオルトラン粒剤混和。

草対策に、ダイソーで買った100円防草シートに植え付けましたが・・・。

 

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直射日光には弱すぎです!1か月たたないうちにボロボロになってしまいました。

仕方ないので、ダメなところははがして、雑草とたたかうことにします。

 

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* 写真は他の野菜の引用

植え付け後は、液肥で水やりし、写真のように、防虫ネットでトンネルした

上に、両側をあけるように、不織布で日除けをしました。

根付く前に枯れて全滅なんてことがよくあるので、夏場は特に日除けは必須です!

また育苗期間も、夏場は根がある程度張った、2週間目の植え付けが目安です。

1週間だとまだ若すぎて、枯れて失敗する可能性あり。

不織布のみ、苗が根付く目安、1週間後にはずします。

9月4日 間引き

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1穴に2株植わったままになっていたので、間引きました。

9月12日 予防で消毒する

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左がキャベツの列、右がブロッコリーの列です。

はやどり(7/30植え)、輝吉(8/16植え)、彩音(9/4植え)の順で入ってます。

 

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防虫ネットトンネルはしていますが、隙間から虫に入られている上、ここのところ、

雨が多いので、殺虫剤はトレボン、殺菌剤はダコニールで消毒しました。

10月2日 玉がみえはじめ。防虫ネットトンネル撤去し、予防で消毒。

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玉が見え始めてきました。ここから収穫までの目安が約1ヶ月です。

防虫ネットトンネルがパンパンになってきたので、撤去しました。

予防で、殺虫剤のアファームで消毒をしておきます。

10月9日 

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畑の様子はこんな感じです。

キャベツは、手前の黄緑色がはやどり甘藍、奥の青緑色が輝吉です。

10月23日 収穫まであと少し

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だいぶ大きくなってきましたが、ここへきて、生育スピードが若干落ちたかな?

来週ではまだやや小さそうなペースです。11月1週あたりが収穫になりそう。

11月13日 収穫になりました

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10月31日に、はやどり甘藍を収穫して食べていたので、今日の収穫になりました。

 

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一部葉を虫にかじられましたが、1ヶ月消毒せずに、なんとか逃げ切りました。

今日は2個だけ収穫しました。重さは約1.3~1.5㎏程度。ちょうどいい大きさ。

この品種は、畑においておけるので、随時収穫していこうと思います。

 

ただ、凍ってしまうと傷みやすくなるので、霜が強くなる前の12月1週くらいには

一気に収穫し、マンションベランダのダンボール貯蔵に切り替える予定です。

日本農林社「輝吉」

葉肉が厚くて、はがしやすく、煮炒めするととても美味しいキャベツです。

生食には不向きです。

寒玉という長期保存ができるタイプなので、毎年12月に収穫して、新聞紙に包み

レジ袋に入れて軽く口をしめ、ベランダのダンボールに入れて保存します。

これを随時冷蔵庫へ補充しながら、2月中頃まで食べています。

冷蔵庫の野菜室に、ビニール袋に入れるだけで、2~3ヶ月は問題ない印象。

年2回、春まきもできるようなので、次回やってみようと思います。

栽培データ

種まき:8/1 → 収穫:11/13~

株間37㎝✕列間45㎝ 2列チドリ 8株

*元肥 醗酵豚ぷんを5㎡あたり2㎏入れて混和

*週1回 多木有機液肥3号を株元に散布

*消毒 

8/16 オルトラン(株元)

9/12 トレボン乳剤+ダコニール1000

10/2 アファーム乳剤

栽培を振り返って

8月中旬の植え付けは、やはりマルチなど雑草対策をした方が良かったです。

6~8月は雑草対策が必須です。手を抜くと後がかなり面倒くさいです。

防虫ネットトンネルを外したり、消毒したタイミングはおおむね良かったかな?

キャベツは、特に虫との闘いがメインのため、植え付け後1ヶ月あたりから、

2週間に一度ペースを基本に予防消毒をルーティン化した方が簡単そうです。

10月中旬以降は、虫の動きがおさまってくる印象でした。

 

▼ 品種を組み合わせてリレー栽培でキャベツを自給化しています。