2月7日 36穴トレーに種まき
36穴トレーに1穴2粒程度おとして、種まきします。種まき後は水をあげて、
床暖房をつかって発芽温度を確保します。
キャベツやブロッコリーは発芽が早くて、3日程度あれば、芽が動き始めます。
発芽したら、育苗システムに入れます。
2月20日 育苗のため畑に仮植え付け
種まきから2週間。左がきよはるキャベツ、右は緑嶺ブロッコリーです。
双葉から本葉が見えるかどうかの大きさです。
いつもそうですが、ブロッコリーはどうも軸が長くなりがちのようです。
苗をつくるため、畑のトンネルの中に植え付けてしまいます。
昨年はこれよりひどい双葉を植え付けて成功しているので、今年は大丈夫でしょう。
水やりなどの管理を省力化して、放置してつくるのが目的です。
ティースプーンで土ごとすくって、マルチの穴の中においていく感じ。
外は穴あきビニール、内側には不織布をかけた、トンネルにしてあります。
3月6日 苗の植え付け
本葉が2枚程度になってきたので、掘り上げて畑に植え付けます。
ティースプーンでくりぬいて、土ごと植えます。
前回も同じように、植え付けているので、株元の土がある程度まとまっていて、くりぬきやすいです。
列間は60㎝、株間は37㎝の二列のチドリ植えにしました。
植え付け時、株元にオルトラン粒剤を混和。
植え付け後は、不織布をしっかりとベタかけしました。
3月20日
無事に根付いたようです。
4月3日 べたかけの不織布をはがして、防虫ネットトンネルに変更。
大分苗が大きくなってきたのですが・・・右半分が枯れている!?
奥のブロッコリーも含めて、右半分の生育が良くないです・・・。
掘り上げてみたら、根元がくびれていました。苗立枯病?
調べてみると、水はけが悪い、未熟な堆肥投入、連作などの要因があるようです。
畑の土はやや粘質だし、思えば去年夏、キャベツ作った時も調子悪かったしな。
心当たりがいろいろとあり。
4月11日 たった3株になってしまいました・・・
みるみる同じ症状が出て、10株程度植えたのに、残ったのは結局3株。
がっつりキャベツを収穫するつもりだったのに・・・残念です。
急きょ、収穫不足をカバーするため、「はやどり甘藍」の栽培を始めました。
4月17日 防虫ネットをはずす
防虫ネットをはずします。
殺虫剤はアファーム、殺菌剤はダコニールで消毒しました。
4月24日 あと1株も調子が悪いです・・・
2株は調子がいいですが、残り1株もダメですね・・・。
5月4日 玉になりはじめ?
真ん中の葉っぱが丸まりはじめてきました。玉になりはじめです。
キャベツやブロッコリーはこの時期、何もしないとすぐ虫に食べられます・・・。
私は、2週間に一度パターンで、予防をかねて、消毒をしていきます。
殺虫剤はトレボン、殺菌剤はダコニールで消毒しました。
5月15日
5月23日 来週あたり収穫か?
だいぶ真ん中の玉が大きくなってきました。来週あたり収穫できそうです。
殺虫剤にアファームで消毒しました。
5月29日 なんとか収穫。結局収穫は2個。
途中、全滅の危機にさらされましたが、なんとか収穫になりました。
10株植えたのに、結局収穫できたのは2個でした・・・。
一部、農薬のかかりが悪かったのか、外葉をかじられてしまいましたが、
逃げ切りました!重さは約1.6キロ超。ずっしりと重いキャベツがとれました!
日本農林社「きよはる」
春まきのキャベツですが、肉質がかたい品種です。煮炒め調理向け。
波のような葉っぱの春キャベツは、日持ちがしないので、在庫には不向きです。
このキャベツは、去年初めてつくったのですが、レジ袋に入れて冷蔵庫で保存したら、はがしながら9月頃まで食べられたので、今年もつくってみました。
葉っぱが厚めではがしやすいし、キャベツ臭さがなくて、美味しいと思います。
栽培データ
種まき:2/7 → 収穫:5/27
株間37㎝ 2列10株→2株
*元肥:豚ぷんを10㎡あたり1.3㎏
*週1回 多木有機液肥3号を株元に散布
栽培を振り返って
苗立枯病?と思われる病気での全滅危機が反省点。
今回の畝は、去年キャベツをつくった際も調子が悪かったので、気にすべきでした。
水はけが悪い、未熟な堆肥投入、連作などの要因にはいろいろ心当たりあり。
対処として、農薬での土壌消毒もあるようですが、とりあえず次作からのアブラナ科の
栽培はあけて、違う野菜をつくりながら、改善方法を考えようと思います。