いよいよ5月下旬です。この時期になると、ウチの畑ではジャガイモの収穫時期を迎えます。
そんな中、今年は残念な結果に。
植えていたジャガイモのうち、10株以上植えていた、シェリーの株がほぼ消えてなくなってしまいました・・・。
原因は、種芋がウイルスにかかっていたためです!
実は、昨年6月に収穫した残りを紙袋に入れて冷蔵庫で保存、これを今年2月に種芋として、植え付けに流用しました。
種芋がウイルスにかかっていると、こんな感じで収量は激減!
消えた植穴を掘ってみると、左のように、少しジャガイモが出来ていました。
ただ、1個40g程度とかなり小ぶり。小さすぎるものは、食中毒の心配があるので、捨てるしかありません。
ちなみに右は元気だった株。色も濃く、大きいものは160g程度あります。ただ、これも1株で収穫量が1㎏全然ないので、多収品種のシェリーとしては、決して本調子ではなかった印象です。
▼ 種芋を買ったシェリーはこれだけ収穫できています!
種芋がウイルスにかかっていると、こんな感じで消えていきます・・・(*_*)
4月21日の様子。
最初はこんな感じで比較的調子が良かったのですが・・・。
翌週4月27日。
同じ畑に植わっているのに、生育にバラツキが出てきました。
ダメな株は、葉が小さくてまき気味で、萎縮したような感じになってきます。
5月6日。
5月12日。
小さい株はなんとか生き残っている状態で、大きな株も正直、あまり調子はよくなさそうですね。
そして、本日5月25日です。あ~あという感じですね。
株が消えてしまったり、空いている植穴からは雑草が茂るような状況になりました。
・・・・・・・・・・
そんな訳で、今回の春ジャガイモ・シェリーは失敗に終わりました・・・。
今回のように種芋がウイルスにかかってしまっていると対処方法はありません。
10㎏以上収穫を狙っていた分がパーです (>_<)
取り返したジャガイモ全てがこのようになる訳でないのですが、面積の狭い家庭菜園で、確実な収穫を目指すのであれば、ケチらず、種芋を買うのがオススメ!
種芋の生産は、「植物防疫法」で厳しく検査が行われ、「種馬鈴しょ検査合格商標」が交付された、無病で健全なものが販売される仕組みになっています。
来年は、私もシェリーの種芋を、ケチらず買いたいと思います!
*シェリーは、登録品種です。許諾なく増やして販売や譲渡すると、種苗法に触れるので要注意。
私は「自家消費を目的とする家庭菜園や趣味としての利用(農林水産省HP)」の範囲で、収穫したものを種芋として使用しています。
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