
いよいよ7月に入ります。
早いですが、もう秋に畑でつくる野菜の苗づくりをはじめる時期になります。
今回は、ウチの家庭菜園でつくっている野菜の品種について、書いてみたいと思います。ご参考になれば幸いです。
- 秋は、夏の暑さと冬の寒さの合間をかいくぐっての野菜づくり。
- 種の購入はインターネットや種屋さんでの品種選びがオススメ。
- 秋冬の家庭菜園向け。定番からつくった品種、つくりたい品種をまとめてみた。
- トウモロコシ
- エダマメ・大豆
- インゲン
- キャベツ
- ブロッコリー
- 白菜
- 大根
- ニンジン
- タマネギ
- コカブ
- スナップエンドウ
- ほうれん草
- 菜類
- 春菊
- レタス
- 残り種は冷蔵庫で保存しておくと、意外と翌年も使える。
秋は、夏の暑さと冬の寒さの合間をかいくぐっての野菜づくり。
秋の野菜づくりは、ダラダラいける春と違って、適した期間が限定的になります。
多くの野菜の場合、だいたい生育適温は10~25℃の温度帯になるのですが、8月お盆すぎまではの気温は日中は30℃以上が当たり前、夜でも30℃近い猛暑が続き、野菜も生育適温から外れているので、頑張って植えてもほぼ動かない印象・・・。
一方、のんびり植え付けていると、12月の寒さがくるまでに野菜が仕上がらず、キャベツや白菜なら結球不良、他の野菜は生育不足のままストップして終了になります。
「秋の1日、春の7日」という言葉があり、立秋を過ぎ、秋に1日種をまき遅れると、春の1週間並みの影響が出ると言われています。
栽培期間が春に比べてシビアです。しかも最近は温暖化の影響で、植え付けのスタートは暑すぎて遅らせる必要がある上、秋は日が短くなる一方なので、昔より限定的な印象も受けます。
私の場合、トウモロコシやエダマメ、ニンジンといった夏野菜や一部の野菜をのぞいて、秋の野菜づくりは、主に8月お盆過ぎに植え付けを開始し、12月1週までに仕上げることを目標にしています。
種の購入はインターネットや種屋さんでの品種選びがオススメ。
私の場合、種は、主にサカタやタキイの通販サイトなどネットや、種屋さんで買うことが多いです。「農家の店」や〇〇種苗店という名前のところが多いのですが、種屋さんで扱っている種は、農家さんが使うものと同じなので、病気に強くてつくりやすいし、大きくもなります。
家庭菜園がより面白くなるので、オススメです!
ホームセンターや100円ショップでも種は買いますが、私の場合、急ぎ用です。
キャッチフレーズにひかれますが、安い種を選ぶと、昔ながらの品種が多く、病気に弱かったり、太りが今イチだったりと、意外と育てるのが難しいものもあります。
その場合、袋の裏面に小さく「品種名」が書いてあるものをチェック。有名品種が紛れている場合があるので、これを見極めて購入する感じです。
秋冬の家庭菜園向け。定番からつくった品種、つくりたい品種をまとめてみた。
ここでは私が実際につくっている春夏の家庭菜園向けの定番の品種と、つくりたいなと気になっている品種もまとめてみました。
過去につくったことのある品種は、栽培記録もつけてあります。
上手ではないですが、種まきから収穫までの成長の様子を、あわせてお伝えできれば幸いです。
トウモロコシ
ナント種苗 おおもの
7月4週~8月1週種まき→10月収穫
トウモロコシは、一部の品種に限られますが、秋にも収穫することができます。
「おおもの」は大穂、甘くて美味しいし、秋にも使えるので、定番品種です。
ナント種苗 おおものトウモロコシ
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▼ 栽培記録
大和農園 大和ルージュ
8月2週種まき→10月4週収穫目安
国内初の赤いトウモロコシ。甘味ともっちり食感の面白い品種です。
かわった色のトウモロコシは、黄色いトウモロコシが近くにあると受粉で色が混ざるため、トウモロコシを栽培する人の少ない秋栽培でやると、上手くいきます。
従来品種よりも熟すのが遅いので、1週間程度遅めにとった方がいいかも。
大和農園 大和ルージュ
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▼ 栽培記録
エダマメ・大豆
丹波黒大粒大豆
7月1週種まき→11~12月収穫
お正月の煮豆用に毎年つくります。
エダマメで食べることもできて、大粒でコク深みのある味わいは絶品です!
樹が大きくなるので、株間45㎝程度あけます。欲張って密植すると失敗します。
丹波黒大粒大豆
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カネコ種苗 湯あがり娘
8月1週種まき→10月1週収穫目安。
エダマメはトウモロコシと同様に、秋に収穫することもできます。
「湯あがり娘」は、定番でつくっているコクと甘みのある美味しいエダマメです。
メーカーの種袋にある作型ではないのですが、春にあまった種を秋用にも使って、できるだけ使い切るようにしています。
カネコ種苗 湯あがり娘
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▼ 栽培記録
インゲン
タキイ種苗 つるなしモロッコ
タキイ種苗 つるなしモロッコインゲン
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キャベツ
日本農林社 輝吉
7月4週種まき→11月3週収穫目安
春と秋、定番でつくっている寒玉とよばれる硬いキャベツです。
葉が肉厚ではがしやすいのと、キャベツ臭さがあまりなく、美味しい品種です。
2~3か月は保存できるので、12月あたまに収穫して、ダンボールに入れてベランダで保存し、2月ぐらいまで食べています。
日本農林社 輝吉キャベツ
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▼ 栽培記録
タキイ種苗 彩音
8月3週種まき→2~3月収穫目安
主に輝吉の在庫がなくなる2~3月に収穫する、冬用のキャベツです。
冬の野菜高騰の際も、畑にあったおかげで、家計に大助かりでした!
近年は、冬に野菜が高くなるので仕込んでおきたい品種です。
輝吉に比べると、やや柔らかめですが、美味しくて貯蔵のきく品種です。
タキイ種苗 彩音
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▼ 栽培記録はこちら
ブロッコリー
ナント種苗 夢ひびき
7月3週種まき→10月4週収穫目安
頂花蕾(あたまのブロッコリー)の他、脇芽からもセカンドームと呼ばれる大きなつぼみが収穫できる品種です。
以前は脇芽を収穫できる品種を使っていたのですが、まめに収穫するのが面倒になってきたので、数個でも大きいものがしっかりとれるこの品種を昨年から導入しました。
今年もやります!
ナント種苗 夢ひびき
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▼ 栽培記録
サカタのタネ グランドーム
7月4週種まき→年内?8月3週種まき→2月収穫目安
頂花蕾(あたまのブロッコリー)一発収穫の品種です。側枝は出ないタイプ。
つぼみの詰まりがしっかりしているので、硬めですが、冷凍した時の食感もよく、美味しいと思います。
昨年は遅れて2月収穫になってしまいましたが、今年は年内収穫から幅広くつくって冷凍用に収穫期を広げてみようと思います。
サカタのタネ グランドーム
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▼ 栽培記録
野崎採種場 ゆめさくら
年内収穫ではなく、来春3~4月早々に収穫するためのブロッコリーです。
以前は、ブロッコリーの春まきもやっていましたが、近年は、春も5月以降の気温の上昇できれいなものが収穫できないので、前倒しして収穫できる品種を探していました。
昨年やってみて良さそうだったので、引き続き栽培したいと思います。
野崎採種場 ゆめさくらブロッコリー
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▼ 栽培記録
白菜
タキイ種苗 CRお黄に入り
8月3週種まき→10月3週収穫目安
2か月程度で収穫できるミニハクサイ。病気に強くつくりやすいです。
秋冬の鍋物に向けて、大きな白菜が収穫できる前、10月下旬の早どりに少しつくります。1kg以下で小さいので、冷蔵庫にもおさまり、数回で使い切れる、使い勝手の良さもポイント。
タキイ種苗 CRお黄に入り
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▼ 栽培記録
日本農林社 あきめき
8月4週種まき→11月2週収穫目安
つくりやすくて肉質もやわらかめで美味しい白菜。畑で定番でつくっています。
年明けまで畑においても一応収穫はできました。ただ、外葉はボロボロになるのでかなり葉をはがす必要あり。
私は基本として、降霜が本格化する前の12月上旬までに収穫、ダンボールに入れてベランダで保管、2月ぐらいまで食べています。
日本農林社 あきめき
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▼ 栽培記録
タキイ種苗 ほまれの極み
9月3週種まき→2月収穫目安
あきめきの在庫がなくなる2月頃に収穫できる、冬用の白菜。
冬の野菜高騰の際も、畑にあったおかげで、家計に大助かりでした!
近年は、冬に野菜が高くなるので仕込んでおきたい品種です。
年内のすすみ具合で収穫サイズが左右するので、ややクセあり。
タキイ種苗 ほまれの極み
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▼ 栽培記録
大根
タキイ種苗 三太郎
ミニから通常サイズまで幅広いサイズで収穫できる大根。
適度なかたさとみずみずしさ、煮炒めから大根サラダまで幅広く美味しいです。
定番でつくっています。
タキイ種苗 三太郎
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▼ 栽培記録
渡辺農事 サラホワイト
大根臭さや黄変の原因となる成分を含まないように開発された品種。
肉質は硬いようなので、禁断のお弁当に炒め物で入れたり、大根サラダで数日保存しておいてもいけるかな?と今年テスト導入してみようと考えています。
渡辺農事 サラホワイト
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ニンジン
タキイ種苗 京くれないEX
私はニンジンが嫌いなのですが、それでも好んでつくりたい品種。
金時人参の血筋が入っていて、色濃く甘みがあり、ニンジン臭さがありません。
お正月の煮物用から普段使いまで、幅広く使えるのもポイント。
タキイ種苗 京くれないEX
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▼ 旧品種 京くれないの栽培記録
タマネギ
タマネギは9月中旬以降に種をまき、11月に植え付け、春先5月中心に収穫しますが、ウチの畑ではベト病がひどく、晩生種だと玉が大きくなる前にダメになるリスクがあるので、最近はひどくなる5月中旬までに終われる早生~中生種で品種を選ぶようにしています。
サカタのタネ ゆめたま
極早生の新品種。4月下旬に大玉で収穫できそう。
サカタのタネ ゆめたま
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タキイ種苗 ソニック
9月3週種まき→5月2週収穫目安
早生種で葉たまねぎから保存まで幅広く楽しめるタマネギ。
水分が多いので、保存は7月あたりまでが目安です。
タキイ種苗 ソニック
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タキイ種苗 ターボ
9月4週種まき→5月3週収穫目安
中生種で貯蔵性も高いタマネギでメインにしています。
5月中下旬に収穫して、年内12月までしっかりと貯蔵できる品種です。
タキイ種苗 ターボ
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コカブ
畑があいてしまったら、とりあえずつくっておくと便利なのがコカブ。
洋風に和風、味噌汁の実や炒めものといろいろ使えます。葉が虫でボロボロにされても、根の部分だけ上手く仕上がればOK。
武蔵野種苗園 白馬
ほぼ一年中種まきできて、美味しくつくりやすい定番のコカブ。
武蔵野種苗園 白馬
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スナップエンドウ
豌豆は莢が肉厚で甘みがあるスナップエンドウをつくっています。
秋10月頃に種まきして年内に植え付け、春4月~5月に収穫できます。
サカタのタネ スナック2号
つるなし種。
支柱を立てなくても栽培できるので、ズボラ管理に向きます。
2月の春まきもできるので、室内で育苗すれば、3か月で収穫できます。
秋のまき時期を逃してしまった時にも便利。
サカタのタネ スナック2号
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▼ 栽培記録
トキタ種苗 スジナインスナップ
つるあり種。
大莢でスジをとる必要のないスナップエンドウ。
トキタ種苗 スジナインスナップ
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ほうれん草
サカタのタネ ミラージュ
秋も8月お盆過ぎからまけて年内収穫、春2~3月まきにも使える品種です。
花が咲きにくい(晩抽性)特性を持っているので、残り種は春先も使えます。
葉肉が厚くしっかりとしていて、病気にも強いのでつくりやすいです。
ただし、真冬は伸びにくいので、冬ごのみがオススメ。
サカタのタネ ミラージュ
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タキイ種苗 冬ごのみ
日本法蓮草を今風に改良した印象の株がよく太るホウレンソウ。
ほうれん草独特のアク(土臭さ)がなく、やわらかく美味しいので、定番につくっています。
タキイ種苗 冬ごのみ
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▼ 栽培記録
菜類
小松菜やかつお菜は、味噌汁の実や炒めものなど、普段づかいもできる野菜ですが、お正月でお雑煮に使う食材として、年末は価格高騰するので、あらかじめ畑でつくっておきたい野菜です。
日本農林社 神楽坂
一年中種まきできてつくりやすく、株がよく太る品種。
青菜らしい濃い味わいと、シャキッとした食感が楽しめ、炒め物にも使える。
お正月のお雑煮に入れる青菜にもオススメ。
日本農林社 神楽坂
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▼ 栽培記録
中原採種場 博多かつを菜
かつお菜は、福岡の伝統野菜で、高菜の一種。
葉を大きくして欠いて収穫します。葉は肉厚で、ほろ苦さと旨味を楽しめます。
お正月のお雑煮に入れる青菜にもオススメ。
中原採種場 博多かつを菜
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▼ 栽培記録
春菊
秋冬の鍋物にも欲しい食材のひとつ。株から葉を欠いて長期収穫する摘み取り型と一発収穫の株どり型がありますが、ウチの畑では、面倒くさくない株どり型を基本にしています。
トーホク サラダ用春菊
やわらかく生で楽しめる春菊。
レタスと一緒に切ってサラダにしたり、鍋物にも入れたりして使っています。
トーホク サラダ用春菊
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▼ 栽培記録
レタス
ナント種苗 炒チャオ
暑さに強い半結球レタス。葉肉が厚く、生だけでなく炒めるのにも適しています。
普通レタスは8月から種まきですが、なんと6月から種がまけるらしい?
寒さが来るとあまり伸びない印象だったので、今年は早くまこうと思います。
ナント種苗 炒チャオ(ちゃおちゃお)
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▼ 栽培記録
トキタ種苗 美味タス
早どりでリーフレタス、熟すと結球レタスのような食感が楽しめる半結球レタス。
エグミがなくて美味しく、最近は春秋2回まいて定番にしています。
トキタ種苗 美味タス
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サカタのタネ レッドウェーブ
先に紹介したリーフレタスは、12月以降は寒さで傷みが出やすいのがネック。
そんな中、この品種は寒さで傷みにくく、不織布をベタがけして冬場でも収穫することができました。
サカタのタネ レッドウェーブ
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▼ 栽培記録
タキイ種苗 ロマリア
たけのこ型のレタス、ロメインレタス。
葉が平らなので包丁で刻みやすく、葉も厚いので食感が強くサラダや炒め物に使えて便利。シーザーサラダに使われるレタスです。
タキイ種苗 ロマリア
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残り種は冷蔵庫で保存しておくと、意外と翌年も使える。
私は、1回の栽培で野菜ごとにだいたい2~3品種程度、収穫時期にあわせて違うものをまくようにしています。なので種は沢山持っています(^^;)
品種選びは、春秋2回まけるなど、できるだけ種がスムーズに消費できるものを選んでいます。
ただ、小袋でも1回で全部は使い切らないので、残ったものは、ジッパーの袋に入れて、冷蔵庫のチルドの引き出しで保管しています。たいてい翌年程度なら発芽も悪くならず使える印象です。ただ、翌年になったら多めにまいて、早めに使い切った方がいいです。
種はひとつの品種を使い切ったら、気に入ったらまた買うか、別の新品種を試してみるといった具合に楽しんでいます。
・・・・・・・・・
以上、私の独断と偏見でお気に入りや気になっている品種を紹介してみました。
ご参考になれば幸いです!
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