今回は、キャベツや白菜の冬の保存方法について。
これまで新聞紙に包んでいましたが、野菜保存袋「愛菜果」という商品を見つけ、この冬の野菜保存に使ってみました。
- 新聞紙で包むのが一般的だが、もっと簡単に保存できる方法はないか?
- 大谷石の粉末を練り込んだ野菜保存袋「愛菜果」とは?
- 「愛菜果」に野菜を入れて、ダンボールにまとめたらベランダへ。
- 約1ヶ月超の保存状態も良好。野菜保存の新定番にオススメ!
- 洗って繰り返し使えるし、サイズもいろいろあって使い勝手も良い。
新聞紙で包むのが一般的だが、もっと簡単に保存できる方法はないか?
これまでのキャベツや白菜の冬の保存方法。
私は、霜が本格的に降りる前の12月上旬、畑の白菜やキャベツを収穫します。
収穫したキャベツや白菜は、外葉を多めにつけて、新聞紙で包んでからレジ袋に入れ、軽く口をしめます。
そして、ダンボールにまとめて、マンションのベランダの極力日の当たらない、寒い場所で保存しておき、傷んだ葉をはがしながら、2月いっぱいを目安に食べて在庫を減らしながら、徐々に冷蔵庫へ移していく方法をとっています。
新聞紙で包むだけよりもみずみずしさを維持できる一方、新聞紙が濡れて野菜につきやすく、はがさないと状態が確認できないのがネック。
もっと簡単にできる保存方法がないか調べていたら、ある商品を見つけました!
大谷石の粉末を練り込んだ野菜保存袋「愛菜果」とは?
それは、関西紙工という会社が出している「愛菜果」という商品です。
ポリエチレンの袋なのですが、面白いのがそのスペック。
- 野菜・果物から発生する老化促進ホルモン・エチレンガスを吸着する。
- エチレンガスを吸着透過させる「大谷石」の粉末が入っている。
- 従来のポリエチレン袋と違い、適度な気体透過性と透湿性がある。
- 防曇処理がされていて、水滴がつきにくく、腐敗菌の発生・増殖を抑制。
適度にみずみずしさを保ちつつ、腐りにくく、換気もしてほしい・・・
まさに求めていた、野菜保存にうってつけの一品で、早速この冬に投入してみることにしました。
「愛菜果」に野菜を入れて、ダンボールにまとめたらベランダへ。
白菜やキャベツなど、大きな野菜が入る一番大きいLサイズを購入しました。
高さが50㎝もあり、横幅20㎝、マチも18㎝あるたっぷりサイズです。
今回試す保存方法は、とてもシンプルです。
「愛菜果」に野菜を入れて口は輪ゴムで止めました。100円ショップで売っている挟むだけのクリップを使った方がより簡単です。
あとはダンボールにまとめて、ベランダの日の当たらない、寒いところで保管。
ウチの場合、大風が来ても心配ない、柱の間部分にこんな感じで置いています。
左はキャベツ、右は白菜や大根を中心に立てて保存しています。
気象庁のデータによれば、12~2月の私の住む埼玉県の気温は、平均最高気温で10℃、最低気温で1℃、だいたい平均気温が3~5℃程度です。
冷蔵庫の野菜室が3~7℃なので、外で野菜を保存することが十分可能な気温でした。
約1ヶ月超の保存状態も良好。野菜保存の新定番にオススメ!
12月6日にベランダに置いて約40日後、1月15日に状況を確認しました。
まず、キャベツの様子はこんな感じ。
キャベツを長期保存する場合、寒玉系と呼ばれる、肉質の硬いものを選ばないと日持ちしないので注意が必要です。これは「輝吉」という寒玉系品種です。
外葉は劣化しているので黄色くなり、芯の切り口からは根が出始めています。
はがせばこんな感じ。毎年保存している状態と大きな差はありませんでした。
問題なく食べられます。
こちらは白菜です。「あきめき」という年内収穫向けの品種。
キャベツに比べて水分が多いからか、芯のまわりや外葉にやや傷みがありました。
でもはがせばこんな感じ。みずみずしく、こちらも問題なく食べられます。
「愛菜果」の保存方法は、結果としては簡単でかなり良好です。
新聞紙に包む必要もないですし、半透明なので、野菜の状態もすぐ確認できます。
キャベツは、外葉を多めにつけてから袋に入れた方が良さそう。
一方、白菜は水分が多いため、芯や外葉に傷があると、そこから傷みがすすみやすい印象でした。きれいな外葉を残し、芯の切り口も綺麗にしてから、袋に入れた方が良さそうです。
洗って繰り返し使えるし、サイズもいろいろあって使い勝手も良い。
「愛菜果」の便利なところが、洗って繰り返し使えるというところ。
基本は使い捨てとのことですが、水洗いして乾かせば2~3回は使えるよう。
大谷石の粉末が使われているので、洗剤を使うのは避けた方が良さそうです。
サイズも野菜にあわせて、S、M、L、ロングの4種類あって便利です。
中でも、野菜の大きさを選ばないLサイズは特に重宝します。
今回買ったのはコレ!
▼ 野菜保存は「アイラップ」と「愛菜果」があれば超簡単!