今回は、育苗システムをつかってのテスト栽培です。
リーフレタスを栽培してみました。
▼ 栽培につかった自作育苗システム。簡単につくれます!
11月23日 36穴トレイに種まき
36穴トレイに種まきをします。
今回は、育苗用に8穴に切ったサイズのものに、1穴4粒程度種をおとしました。
種まき後、ココピートで覆土し、土が浮かないように注意して水やりをします。
A4サイズのケースに入れて、ふたをし、LEDライトをあてます。
室内なので元々適度に暖かい上、光でケースの中が温められます。
水分も保たれたままになるので、発芽するまで水やりはしなくても大丈夫。
12月6日 本葉が出始める
順調であれば、種まき約5日後で発芽し始めます。約2週間後の様子です。
バラついてしまいました。覆土の厚さ、穴毎の水分の違いの影響があるかも。
発芽後は、以下の方法で管理します。
週1回、2週間に1回の作業は、週末にやっています。
発芽後の基本管理方法
① 表面がちょっと乾いてきたら水を与えます。2~3日に一度のペース。
住化マイローズばらの液体肥料 を希釈400倍で週1回与えます。
基本肥料として使います。
ハイポネックスリキダスを希釈100倍で2週間1回。微量要素の補充です。
生理障害をおさえる効果が期待できます。
② 週1回、スプーンなどで使って土をほぐし、酸素が入りやすくします。
私は細身で使い勝手の良い、カニを食べるスプーンを使っています。
▼ 土がかたくなりやすいため、週1回、トレイの縁の土をほぐします。
(参考写真)
12月19日 ポットへの植え替え作業
種まきしてから約1ヶ月。本葉も大きくなってきたので、ポットへ植え替えます。
植え替えにはスプーンを使います。
100円ショップで見つけた、カニを食べる時に使うスプーンが便利です。
10㎝角程度のポットも、以前100円ショップで購入しました。
今回はポットが6つしかなかったので、良さそうな株を選んで植え付けました。
苗によっては2株大きくなっているものもあったので、そのまま植えています。
株間は15㎝程度離して、置いてあります。
ある程度大きくなったら、間引きも兼ねて、食べる予定です。
1月4日 レタスとライトの距離に注意
レタスが大きくなってきました。
そろそろ気を付けなければならないのが、植物とライトの距離です。
近すぎると焼ける心配、離しすぎるとやや徒長気味になる印象があります。
今までの経験から、離す距離は10㎝程度を目安にしています。
育苗システムの引き出しは、植物の生育にあわせて高さ調整ができるように、レールからはずして棚におろせるようにしてあります。
今日は引き出しをはずして棚におろし、高さ調整しました。
1月22日 いよいよ収穫
種まきからちょうど2ヶ月。収穫サイズになりました!
2株で大人2~3人がたっぷり食べられる量の収穫ができました。
苦みもなく、味わいの濃いレタスに仕上がりました。
リーフレタスは、葉を欠いて少しずつ食べる方法もあります。
ただ、生育するにつれて、葉肉がややかたくなるのと、ポットの根が詰まりやすくなり、結果生育が鈍りはじめるので注意。
このサイズから持たせるとしたら、2週間位が限界かも。
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栽培をふりかえって
葉肉がやわらかく、美味しく仕上がるリーフレタスでした。
生育スピードも安定していて、種まき後60日程度から収穫できる印象です。
3週間に一度ペースくらいで種まきすると、無理なく続けて食べられそうです。
今回は植え替えしましたが、スペースさえ確保できれば、9㎝ポットに直接種まき→間引きでそのままLEDで栽培の方が効率は良さそう。
栽培データ
種まき:11/23 → 収穫:1/22~
*室内LED栽培 照射時間は12時間
*10㎝角ポット:8穴で2~3株ずつ栽培
*週1回、住友バラの液体肥料。
2週間に1回、ハイポネックスリキダスで微量要素を補充。