週1回3時間!共働きのズボラ週末家庭菜園

60㎡の畑を週1回3時間で管理。ラクしてガッチリ収穫を目指します!

室内で野菜栽培ができる?観賞魚用LEDライトを使った育苗棚の光の強さを調査。

私はマンションに住んでいますが、部屋が西向きで植物を育てる光を十分確保できない上、風も強いためベランダでの栽培が難しい状態にあります。

それがきっかけで、室内に観賞魚用のLEDライトを組み合わせた育苗棚をつくって、苗づくりをはじめました。

 

▼ 自作したLEDライト付き育苗棚(市販品を組み合わせるだけで超簡単!)

 

これを導入してから、苗がかなり簡単に安定してつくれるようになったので、今度はこれを活用し、今度は野菜自体がつくれないかを探ってみようと思います。

室内で野菜を栽培するには、まず光補償点と光飽和点を把握する。

まずは、室内で野菜を栽培するにあたり、その野菜がどの程度の光量を必要としているか?光補償点と光飽和点の把握です。単位はルクス(㏓)。

  • 光補償点: その植物が生育するために必要最低限の光の強さ 
  • 光飽和点: これ以上は光合成の量が増えないという光の強さ

最低でも光補償点以上であることと、光飽和点を目標に光を確保すれば、よりしっかりと育つというのが、基本の考え方になりそうです。

 

さらに、野菜によって、光補償点と光飽和点はさまざまです。

例えば、トマトなどの日当たりを好む「陽性植物」は、両方の数値が高め。

逆にミツバなど日陰を好む「陰性植物」は、両方の数値が低めです。

植物工場では、コスト面から陰性~半陰性の野菜が採用されているようです。

 

個人の方のサイトで、多くの植物の光飽和点と光補償点がまとめられており、

とても参考になりました。

 

(単位:lx)

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レタスを基準にすると、意外とイチゴもなんとかなりそうな感じ。

トマトは光補償点から高めで、栽培が難しそうな感じです。

他、小松菜やチンゲンサイは飽和点が意外と高いなど、勉強になりました。

照度計のスマホアプリを発見!試しに部屋の中を測ってみる。

光の強さをはかってみたいけど、わざわざ照度計を買うまでもないなあ。

調べていたら「Smart Luxmeter」という、スマホアプリを使う方法を発見!

だいたいわかれば良いやと思って、早速ダウンロードしてみました。

 

まず、家の中をあちこち計測してみます。

ライト直下と部屋の端でも数値は大きく変わるので、あくまでも参考です。

  • ライトをつけたリビング: 約2800lx~300lx 
  • 暖色ライトのトイレの中: 約1600lx~150lx
  • 暗い廊下: 約20lx

ちょっと手元が暗いかな?と思う程度で300lxぐらいの印象でした。

 

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1月午前11時前の西側の窓際は・・・なんと365ルクス!え?低っ!

畑をはじめた当初は、ここにトレイを並べて苗をつくっていたんです。

 

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その結果、こうなっていました。完全に光量不足ですね。納得。

今回つくった育苗システムの光の強さはどうなのか?

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いよいよ本題。育苗システムの光の強さを測ってみます。

今回調査したのは、育苗システムで使っている、二種類のライトです。

共にコトブキ工芸の観賞魚用のLEDライトです。

  • 上: フラットLED300(光束:385ルーメン)→ 廃番
  • 下: フラットLED HL3042(光束:550ルーメン)→ 現行品

機種によりレッドやブルーなど個別点灯もできますが、今回は全灯で調査です。

また、光がもっともあたる、ライト直下で計測します。

 

ルーメン(lm)とルクス(lx)の違い:

LEDライトは、単位がルーメンになっています。

これはライトから発せられる光の量(光束)。数値が高いほど、明るくなります。

一方、ルクス(lx)は、照らされている場所の光の強さになります。

同じライトでも、離れれば当然暗くなっていくので、実際に測るしかありません。

ライトまでの高さ約23㎝の場合(育苗システムの標準棚)

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フラットLED300(光束385ルーメン): 16620ルクス

* 10000ルクス以上は、数値の脇に×10の表示が加わります。

 

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フラットLED HL3042(光束550ルーメン): 22390ルクス

* 10000ルクス以上は、数値の脇に×10の表示が加わります。

ライトまでの高さ約48㎝の場合(鉢植えを想定)

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フラットLED300(光束385ルーメン): 3863ルクス

 

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フラットLED HL3042(光束550ルーメン): 4232ルクス

意外と光が確保できていることを実感!レタス生産は十分可能。

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テストで栽培中のリーフレタスグリーンです。ライトはHL3042を使用。

レタスの葉先、光源から10㎝離れたところで、54000~38000ルクスありました。

レタスの光飽和点が40000ルクスなので、やや強めなのかも知れません。

しっかりと光が確保できており、実際、生育も順調です。

 

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その他、水菜、春菊、わさび菜、ミニチンゲンサイや二十日大根もテスト。

これらは36穴トレイで栽培してみたのですが、混みあってしまいました。

9㎝ポットをベースで、株間を調整できるようにした方が良さそうですね。

こちらも生育は順調です。

 

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測ってみることで、意外としっかりと光の強さが下まであることを実感!

レタスなど丈の低い葉物類であれば、栽培することは十分可能な印象です。

レタスなら、葉肉や色など、いろんな違う種類をつくってみたら面白そう。

 

目標はやっぱり果菜です。

ライトを二本にするなどして、光をよりしっかりと確保できるようになれば、

トマトやキュウリもできるのでしょうか?

今の育苗システムのスペック範囲で、工夫して試してみようと思います。

 

▼ というわけで、トマト栽培をやってみました!その結果は!?