今回は、ブロッコリーの冷凍保存について。
ブロッコリーは、11月から収穫時期に入り、脇芽を含めれば3月まで収穫できます。
調理も、パスタにシチュー、中華炒め、お弁当の具など大活躍です。
秋冬の定番でつくっています。
ただ、畑で沢山とれるのですが、全てを冷蔵保存し続けるのは難しい・・・。
そこで、美味しい冷凍ブロッコリーを作りたいと調べていろいろ試しました。
出した結論は、「塩を入れた熱湯で30秒でゆでて、水気ふきとり、自然冷却し、
→ ジップロックで平らにして冷凍保存」です。
冷蔵保存:目安は1週間
アイラップに入れて口をしばり、そのまま保存。
冷凍保存:目安は1~2ヶ月
調理方法
① ブロッコリーを一口大に切り分ける。
一口大に切る際、包丁でつぼみまで刃を入れてしまうと、粒粒で汚くなるので、軸の部分のみ刃を入れた後、手で割くときれいにできます。
② ボウルに水をはっておき、一度水洗いする。
特に家庭菜園の場合、房の裏にはアオムシが隠れていたりします!
水につけて洗うことで、浮いて出てくるのでこの作業は必ずオススメします。
③ 水1Lに対し塩大さじ1の熱湯で、軽く混ぜながら30秒を目安でゆでる。
少し硬め程度にすることで、食感を残すことができます。ゆですぎ注意!
④ ザルにあげて、キッチンペーパーなどで軽く包みながら、水気をとる。
大量の場合、キッチンペーパーでは足らないので、私はタオルを使っています。
⑤ バットに広げて冷ます。冬はベランダなど外に出すと時短ですぐ冷めます!
⑥ 重ならないように、ジップロックなどの袋に、空気を抜きながら閉じる。
解凍調理方法
冷凍ブロッコリー100Gに対し酒大さじ1をふりかけ、フタをして中火で2分程度蒸す。
それから、炒め物などそのまま料理にシフトします。
煮込み料理であれば、そのまま入れてもOK。
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ブロッコリーは、もともと花のつぼみの塊なので早めに食べるのがベスト。
冷蔵でもせいぜい1週間程度かと思います。
そのような中、1~2ヶ月の長期保存なら「30秒ゆでて冷凍」がベストだと思います。
ネット上のいろんなまとめ記事にダマされ、試して完成した、ブロッコリーのベストな保存方法です。
はじめは、生のままの冷凍を試しましたが、マズくて使い物になりません。
解凍調理すると臭みは出てしまうし、歯切れが悪く、中はスカスカ・・・。
お湯でゆでる代わりに、電子レンジを使う方法も、ムラや加減が難しくてダメ。
結果、このつくり方に至りました。
ポイントは30秒という短めのゆで時間。硬めに仕上げることです。
冷凍ブロッコリー、使い始めるとこれがかなり便利。
今では収穫して数日で使う予定がなさそうなら、冷凍してストックを増やします。
特に朝のお弁当のおかずづくりには、フライパンに、冷凍ブロッコリーと大さじ1杯お酒を加えて、軽く数分蒸してからウインナーを加えて炒めるだけで一品できてしまうので、本当に重宝します!
オススメです!