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土寄せしないネギ栽培!太く仕上がる「なべちゃんゴールド」の栽培記録

 

冬の鍋物に欠かせないネギ。

最近、土寄せしないでネギができるという落とし込み栽培という方法を導入し、簡単にネギがつくれるようになりました。

 

▼ 昨年のネギの落とし込み栽培の様子はこちら

 

今年は、より太いネギをもっと簡単につくれないかと、品種選びからアプローチ。

下仁田葱の血筋が入っているらしい?トキタ種苗の「なべちゃんゴールド」という品種を栽培してみることにしました。

3月12日 36穴トレーに種まき、床暖房で温度確保。

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36穴トレーに1穴6粒程度種まきしました。

その後、まだ部屋では床暖房をつかっていたので、床暖房で温度をかけました。

 

 

こんな感じで、A4トレイを衣装ケースの中に積み上げて、床暖房のきいている部屋の端っこあたりにおいています。

5日程度で芽が出てくるので、発芽しはじめたら、徒長しないよう、すぐに育苗棚に移して管理します。

こちらは、無加温の環境ですが、室内のため、問題ありません。

 

▼ 部屋の中で苗をつくっています!

3月26日 畑に仮植え付け

 

種まきから2週間。こんな感じで細いですが、畑に植え付けて、育苗します。

 

 

15㎝✕15㎝のマルチに植え付けました。

トレー1穴の発芽が4~5本前後で今回20穴分を植え付けました。

ロスも出ると思うので、最終的に70本程度苗ができればいいかなという感じです。

 

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そして、内側に不織布、外側は穴あきビニールでトンネル、しっかり防寒します。

4月22日 ビニールトンネルから防虫ネットへ変更

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これまでビニールトンネルでしたが、暖かくなってきたので、防虫ネットに変更。

一方、朝晩はまだ寒いので、内側の不織布は4月いっぱい残します。

毎年、5月の連休あたりを境に、トンネルは防虫ネットのみにします。

5月15日 苗の引っ越し

 

苗が大きくなっているのですが、まだ植える畑の準備が出来てません・・・。

今日は、この畝を片付けたかったので、苗を引っ越すことにしました。

 

 

すでに苗の大きさは、落とし込み栽培に必要な30㎝以上の大きさになっています。

畑が用意できていれば、本当はこの作業は不要で植え付けられるのですが、どうしてもこの時期は、畑の更新が間に合わないですね・・・。

 

 

とりあえずこんな感じで、畑の片隅に移動させました。

植え付け後は、いつものように液肥をあげて、活着を促します。

6月18日 マルチをひいて落とし込み栽培開始

 

畑が用意できるまで約1ヶ月。やっぱりこの時期になってしまいました。

今年は、50㎝幅の防草シートで15㎝間隔2列穴でマルチを自作し、畑で運用しやすい形に整えました。マルチは4~5年使おうと思っています。

一応、畝は15cmほど高くしてから、マルチをかぶせています。

 

▼ 防草シートをつかって数年使える丈夫なマルチを自作

 

 

畑の片隅に植えておいた苗はこんな感じ。まわりも雑草が生えまくり。

 

 

大きくなり過ぎてしまいました。この大きさは落とし込み栽培の場合、スムーズに穴に落ちていかなくなるので、オススメできません・・・。

 

 

畝に穴をあけて、苗を落とし込んでいきます。

穴の底にしっかりと落ちなければならないので、苗が大きかったり曲がっていると、穴の途中でひっかかりやすくなってしまうのです。

 

穴は、ロープ止め▼ をつかってグリグリあけています。金属製で丈夫、先端もねじれが効いているので、このほか、太い支柱を立てる場合にも重宝するアイテムです。

 

TRUSCO カラー異形ロープ止め丸型 900㎜

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こんな感じで植え付け完了。

穴からは、葉先が少し出ている程度(手前の苗位)で十分らしいです。

植え付け後は、液肥をうすめたジョーロで水やりして終わりです。

8月5日 ほったらかしで夏越し

 

ほったらかしています。

夏場のネギは、畑でジッとして、とにかく耐えている印象を受けます。

少し欠株が出ましたが、よく残っています。

9月3日 マルチをめくって中耕と鶏糞の追肥(1回目)

 

最近、畑で試しているのが、元肥は豚ぷんを使い、追肥は鶏糞と液肥のみでカバーしていくという方法です。

 

 

こんな感じで、マルチの端をめくって、移植ゴテで株元を耕しながら、醗酵鶏糞をパラパラと追肥してみました。

ネギは、根が深い場所にあるからか肥料が効きにくい印象を受けます。

効果あるかなあ?

11月11日 マルチをめくって中耕と鶏糞の追肥(2回目)

 

暑い夏が終わって、ここ最近、一気に太くなりはじめてきました。

葉も夏の病気だらけのものから、新しい葉が増えて、きれいになってきています。

 

 

ここでもう1回、マルチをめくって、株元を移植ゴテで耕し、醗酵鶏糞をパラパラとまきました。

12月10日 いよいよ収穫

 

毎週来る度に、太くなってきました。いよいよ収穫してみたいと思います。

 

 

30㎝くらい深く苗をおとしたつもりだったのに、意外にも短い!!

白い部分は長さ20㎝程度でした。

でも、昨年の味十八番に比べて、断然太い仕上がりです。

 

 

大して手をかけないで、太いネギに仕上がったので良かったです!

鍋に入れましたが、トロっとした味わいでとても美味しいネギでした。

これは定番で使えそうです。

この太さで30㎝超が簡単につくれればいいなと、野望はまだまだ続きます・・・。

トキタ種苗「なべちゃんゴールド」

 

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栽培をふりかえって

ネギの落とし込み栽培は、ウチの家庭菜園では定番になりつつあります。

今回、太いネギを簡単につくれないかと、選んだのが「なべちゃんゴールド」です。

元々「なべちゃん」という下仁田と根深の交配種があって、これの改良種だとか。

白い部分は20㎝程度でしたが、太さは2㎝超となかなかの太さに仕上がり、鍋に入れると、トロっとした食感で美味しかったです!

夏越しも、結構丈夫でしっかりと耐え、10月あたりから、毎週畑に行くごとに明らかに太くなっていて、成長する様子も楽しかったです。

苗の植え付けは30㎝程度の深さで植えたつもりだったのですが、白い部分が20㎝程度と短めでした。品種特性なのかなあ?

来年は、より長く、太くつくれるよう工夫してみたいと思います。オススメです!

栽培データ

種まき:3/12 → 収穫:12/10~

株間15㎝✕列間15㎝ 2列を二畝

*元肥:豚ぷんを10㎡あたり10kg程度

*週1回 多木有機液肥3号 を株元に散布

*追肥:9/3、11/11 発酵鶏糞をパラパラ程度

 

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