週1回3時間!共働きのズボラ週末家庭菜園

60㎡の畑を週1回3時間で管理。ラクしてガッチリ収穫を目指します!

【家庭菜園畑の雑草対策】防草シートマルチで畑をカバーし、カボチャを広げる!

6月から8月。家庭菜園では雑草との戦いが始まります。

週1回の畑管理では、雑草処理で時間を費やすのは、本当に無駄で楽しくありません。

6月から8月は雑草シーズン。従来の週1回の管理だとこのざま。

畑を始めた当初、雑草の制御がきいていない畑の様子はこんな感じでした。

イネ科の類の雑草が多いのですが、6月に入ると徐々にひどくなりはじめ、6~8月は雑草シーズン。8月下旬になると衰えてくるというのが、毎年のパターンです。

 

 

真夏は栽培できる野菜が限られているので、畑のスペースが空きがちだったため、全面が草だらけになってしまいました。

自然農法とか言っちゃえば、カッコイイですけど、ただの本当にほったらかしです。

お隣さんの畑まで行ってしまうと、いよいよ迷惑なヤツ。

 

f:id:tomo-saien:20210905065238j:plain

 

万願寺とうがらしやピーマンも雑草に埋もれてしまいます。

この状態になってしまうと、追肥もできないし、剪定をするにも不便です。

そこで、対策を講じることにしました。

1. 畑の畝はできるだけ防草シートのマルチで覆う。

 

現在の畑管理の基本スタイルになっているのですが、畝のマルチ化です。

ただ、マルチというと黒いポリフィルムの使い捨てのものが一般的ですが、私は防草シートを加工して、何度も使えるマルチを使っています。

 

 

後ろにダンボールや板をあてて、円切りカッターを使うと簡単に穴が開けられます。

穴の大きさも自由にできます。

防草シートは、透水性がある一方で保水性もあるので、乾燥しにくい。畑のフカフカも意外と維持しやすいです。

そしてなんといっても、丈夫なのでマルチ張りはまわりを杭でおさえるだけ。はがしも破れず簡単にできる上、複数年使えます。最初に導入したものは、もう4年以上使っているかも知れません。

エヌティ 円切りカッター iC-1500P を探す

≫ 楽天市場

≫ Amazon

 

▼ 防草シートマルチの作り方と使い方はこちら

 

ただ、マルチは畝や一部通路にだけして、畝間の通路はマルチせず、わざと雑草が生えるようにしています。

畝の通気性をよくするのにスコップで刃を入れやすくるするためと、刈り込んだ雑草をマルチ代わりに敷いて、有機質の補充がわり?に使います。雑草の根元はあえて残して、葉の部分のみを鎌で刈り込み、その場に倒しておくだけ。畑の端に積み上げておいてもいいです。

2.カボチャとサツマイモを作付けして、雑草が生える前に広げてしまう。

f:id:tomo-saien:20210818112637j:plain

 

雑草対策。もうひとつの方法は、カボチャとサツマイモで雑草が生える前に葉を広げてしまえという作戦です。

 

f:id:tomo-saien:20210818112622j:plain

 

カボチャは毎年、坊ちゃんというミニカボチャをつくるのですが、植え付け初期に防虫ネットでトンネル&1回摘芯するだけで、あとはほったらかし。

畑はこんな感じで、ちょうど雑草も衰えてくる8月お盆ごろにカボチャがゴロゴロ収穫できて撤去もできるので、秋野菜の植え付けにも間に合います。

いつも跡地に秋ジャガと白菜、大根を作付けするのがパターンになっています。

一番の注意点は、つるがお隣さんの畑まで侵食していくので、緩衝帯を広めにつくった方が良いです。

 

▼ ミニカボチャ「坊ちゃん」の栽培記録はこちら

 

f:id:tomo-saien:20211010194036j:plain

 

また、サツマイモはシルクスイートをつくっています。

サツマイモもカボチャと同じように、横に広がるので、雑草対策になります。

ただ、5月植付→10月中旬収穫が基本パターンで約半年も畑に居座られるので、秋に植え付けられるのは、11月に植える玉葱ぐらいしかないのがネック。

畑の回転を良くするのであれば、カボチャがオススメです!

 

▼ サツマイモ「シルクスイート」の栽培記録はこちら

雑草をかなり制御できるようになり、管理がラクになった。

 

防草シートのマルチをつかって管理した、夏の畑の様子です。

通路は雑草がのびているので、きれいではありませんが、最初の写真に比べて、だいぶマシになったことがおわかりになるでしょうか?

一応、週1回の管理でも、この程度の雑草の暴れっぷりですむようになります。

作付けしていない畝には、一時的に防草シートをかけておくのもポイントです。

雑草対策のアイデアとして、お役に立てれば幸いです。