今回は、トウモロコシの保存方法についてです。
トウモロコシは甘くて美味しい野菜なので、家庭菜園でも是非取り組みたいところ。
ただネックは、とにかく味が落ちるのが早いです。
昔から、エダマメとトウモロコシはお湯を沸かしてから畑に行けという言葉が残っているほどなので、収穫したら早く食べたいです。
我が家では、収穫してくると、数日内で食べ切れる本数は、皮つきのまま、野菜保存袋「愛菜果」に入れて野菜室に入れています。
そして、残りはサッサと粒だけとって、冷凍カーネルコーンにしています。
冷蔵保存:目安は2~3日
私の場合、野菜の保存期間は、野菜の最適貯蔵条件一覧表(農研機構)を目安にしています。
近年、スーパーで見かけるトウモロコシは、ほぼスイートコーンと呼ばれる甘味種。
表によれば、5~8日程度になっています。この日数は腐らず青果としてはもつかも知れませんが、甘みの抜けは、経験上もっと早い印象です。
収穫したら、数日以内で食べきるのがオススメです。
▼ 野菜を収穫してきたら、簡単でしっかりもつ定番の保存方法です!
冷凍保存:目安は1ヶ月程度
食べきれないトウモロコシはいつまでも生のまま残しておかず、サッサと粒だけとって冷凍する「冷凍カーネルコーン」にしてしまうのがオススメです。
スイートコーンは甘みや水分を多く含むので、冷凍の場合も、早めに食べた方が良いと思います。
調理方法
① トウモロコシの実をラップして電子レンジでをして1本あたり500Wで3分程度。
やや硬めに熱を通す。
② 素手で扱える程度まで冷めたら、トウモロコシの粒をそぎおとす作業。
トウモロコシを半分に切って、まな板にタテに立てる。
ちょっとコツが要りますが、芯ギリギリまで刃をあてて、気持ち深めに真っすぐそぎ落とすと、大きな粒がとれます。
③ ジップロックなどの袋に入れて、空気を抜きながら閉じる。
カーネルコーンなら、粒入りの悪いボロボロの実も救済できる!
カーネルコーンのいいところは、ふっくらとした粒が少しでもついていれば使えるので、歯抜けでボロボロの実でも、一部をそぎおとして保存しておくことができます。
写真の場合、両脇の実はキツイですが、真ん中の実は十分いけそうです。
せっかく家庭菜園で収穫したトウモロコシなので、無駄なく使いたいですね。
芯も保存して、トウモロコシご飯に利用。カーネルコーンは料理に超便利!
我が家では、トウモロコシご飯をよくつくるので、芯も冷凍保存します。
炊き込む際に、炊飯器にトウモロコシの粒と一緒に2~3本入れています。
▼ トウモロコシご飯の作り方はこちら
カーネルコーンは本当に便利。
簡単にこんなかき揚げや、とうもろこしご飯、日々のお弁当に入れるジャーマンポテトに加えたりといろいろ使っています。
トウモロコシを大量に手に入れたら、サッサと冷凍カーネルコーン。オススメです!
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