
今回は、トウモロコシの栽培記録です。
小さな家庭菜園で、欲張って収穫してみようと、「おおもの」という品種で、株間と畝間30㎝という密植栽培に挑戦してみたいと思います。
おおものは、元々500Gもの大穂になる品種だそうで、密植栽培で小さくなってもそこそこ大きいものが獲れるのでは?と思ったわけです。
また、トウモロコシ栽培は昨年から取り組んでいるのですが、昨年は収穫直前に、ハクビシン?で全滅させられ、かなり悔しい思いをしたので、獣害除けもしっかりと組んでいきたいと思います。
- 3月25日 49穴トレーに種まき
- 4月3日 芽が出ると結構はやい。植え付けます。
- 4月10日
- 4月24日 トンネルをはずします
- 5月16日 大仕事!獣害対策でトウモロコシをネットで囲む。
- 6月5日 穂が出て花がさきはじめる
- 6月21日 穂先が茶色くなってきた!試しどり。
- 6月26日 無事収穫になりました!!
- いろいろ栽培テストしてみて気付いたこと
- 今回栽培した品種はコレ!
3月25日 49穴トレーに種まき

いつもは32穴トレーを使うのですが、今回は初めて、49穴トレーを使います。
1穴1粒おとしです。30粒まきましたが、
今回、種が二年前のもの(2019年春用)なので、半分生えればいいと思います。

トウモロコシは発芽適温が25~30℃と高めのため、温度確保は必須です。
種まき後は、床暖房をつかって温度を確保します。
発芽したら、育苗システムに入れます。
4月3日 芽が出ると結構はやい。植え付けます。

種まきから約1週間。5日前後でニョキニョキと出てきて、もう大きいものは、
10㎝以上伸びています。2年前の種で、結局大小18本ほどの苗がとれました。
さすがに2週間は、室内の育苗システムでは管理できなそうなので、
サッサと畑に植え付けることにします。

株間、列間は30㎝間隔、3列植え付けます。密植にしました。
「おおもの」は500Gにもなるらしいので、逆に密植にして小さくなっても、そこそこの大きさになるのではないか?と思ってのテストです。
液肥をまぜた水をあげて、活着をうながします。

(参考写真)
植え付け後は、外側は穴あきビニールトンネル、内側は不織布の二重トンネルに
します。
4月10日

無事根付いたようです。
4月24日 トンネルをはずします

大きさにはムラがあるものの、大分大きくなってきました。
防虫ネットと不織布のトンネルは、両方はずしました。
殺虫剤にトレボン乳剤で消毒。
5月16日 大仕事!獣害対策でトウモロコシをネットで囲む。

高さが1mほどになり出てきました。まずは、殺虫剤にトレボン乳剤をかけます。

その後、今日は大仕事です。支柱を組み上げて、獣害対策にネットを張ります。
密植にしたのは、このネットを張る範囲を狭くするためでもあります。

実は昨年もトウモロコシ、春まきと夏まきで2回つくったのですが、獣害で収穫直前で見事に食べられ、全滅した苦い経験をしています。
どうやらカラスの他、ハクビシンもいるようで、菜園内でも被害が出ています。
トウモロコシの穂だけネットで守ったり、七味トウガラシをかけるなど、省力化した防御方法も試しましたが、やっても効果は全くありませんでした。
なので、今回はコスパと省力を考えつつ、しっかりとした防御を考えます。

支柱は16㎜の太さで長さ1.8Mのものを8本、菜園クロスバンド6か所、パッカーはコメリのアグリパッカー19㎜用を10本✕3セット購入しました。
防虫ネットは普段畑で使っている5M✕1.8Mを1枚を転用し、囲みきれなかった脇1面と上部分は、ダイソーの100円防鳥ネット3枚でカバーしました。

上は主にカラス対策、トウモロコシが伸びてもよいようにふんわりかけています。
多くは、畑で使っている資材なので、追加で買ったのはパッカーとクロスバンド位。
これでダメだったら、トウモロコシづくりはもうあきらめます・・・。
6月5日 穂が出て花がさきはじめる

雄花がネットを越えて飛び出てきました。

ネットの中も、雌花がしっかりと出ていて、受粉できる体制が整っています。
今回は畑全体がネットに囲まれているので、ガサガサ揺らすだけでも、だいぶ花粉が落ちていく感じです。これはある意味、簡単で良かったかも。

雄花(上にニョキっと出ている花)は、アワノメイガという虫を呼び寄せる原因
になるため、こんな感じで切りながら、受粉作業するのも良いようです。
作業する際は、必ず違う株の雌花(ヒゲがついている方)にかけるのがポイント。
花粉が出来って、枯れた色した雄花も、切って取り除きました。
追記:タイミングを間違えて切ってしまうと、受粉が十分せず、結果、粒がしっかり入らなくなる可能性があるので、この方法はやめた方がいいかも。
自然任せにして、雄花と雌花が出るタイミングで、しっかりと農薬防除のほうが良さそう。

アワノメイガの幼虫は、こんな感じで、穂先から入って穂をくいつぶされます。
獣害からまもっても、農薬で防除しないと、今度はコイツにやられます。
殺虫剤のアファーム乳剤を散布し、本日の作業は終わりです。
6月21日 穂先が茶色くなってきた!試しどり。

一部でしっかりと穂が茶色くなってきました!試しに収穫。

先端までしっかり実が入ってます!!去年は全滅だったのでかなり嬉しいです。
来週には大収穫が期待できそうです。
でも一方で、まだハクビシンにやられないか不安がつきまといます。
6月26日 無事収穫になりました!!

やりました!動物の被害なく、無事に収穫できました。かなり嬉しいです!

やはり密植したからか、300G程度の小ぶりのものが多かったですが、中には400G越えのものも4本ありました。

穂をむいてみると、先に実が入っていないものも見受けられました。
いろいろ栽培テストしてみて気付いたこと
1.先端不稔の原因は受粉の失敗
トウモロコシの先端に実の入らない問題。原因として一般的なのは、やはり受粉不良のようです。
今回、獣害を心配するあまり、早めに囲いをつくりましたが、密植なのと囲いが原因で、葉やネットが邪魔になり、花粉がスムーズに雌花に届かなかったり、アワノメイガを恐れるあまり、雄花を除去したり、人工授粉してみたりと、自然でない行為をしたのが原因に考えられそうです。
次回は、受粉は自然に行うのと、獣害対策の囲いは、受粉が終わって実が膨らみはじめるタイミングでしてみようと思います。
2.真ん中の列は生育不良になりがち。やはり2列がいい。
また、今回株間30㎝×畝間30㎝で3列という、密植栽培もテストしましたが、真ん中の列の生育が悪くなりがちだったので、やはり2列で栽培した方が良さそうでした。
3.液肥だけでは力不足。次回は鶏糞も加えて追肥を増強する。
今回、肥料は元肥に豚ぷんを混和し、週1回、多木有機液肥3号で水やりを基本としました。収穫できないことはないのですが、樹の勢いが今一つだった気もします。
次回は、即効性が期待できる、鶏糞も追肥に使ってみようと思います。
▼ 反省からできました!週1回管理のトウモロコシ栽培ポイント。
今回栽培した品種はコレ!
ナント種苗 おおものとうもろこし
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栽培をふりかえって
500Gという大穂にもなるらしい、甘みが強いのが特徴の品種です。
今回の春まきの他、7~8月の夏まき→10月収穫もできて、年2回まけます。
また、30㎝×30㎝の密植栽培でも、300G~400Gがよくとれたので良かったです。
ただ、3列だと、日当たりや窮屈だからか真ん中の列の生育が今一つになり、どうしても小ぶりになります。結局2列で栽培した方が無難そう。
また、追肥も週1回の液肥程度ではパンチが弱かった印象。
しっかり、鶏糞での追肥も組み入れていった方が良さそうでした。
品種自体は甘みが強く、とても美味しかったです!オススメの品種です。
トウモロコシは、ハクビシンやカラスなど獣害に要注意です。
あと写真のように、アワノメイガによる食害もあるので、農薬は確実に散布を。
夏まきは、台風リスクがありますが、完成したネットバリケードで挑戦してみます。
▼ 8月まき10月収穫もやってみました!
栽培データ
種まき:3/25 → 収穫:6/26~
株間30㎝ 3列18株
*元肥:豚ぷんを10㎡あたり1.3kg
*週1回 多木有機液肥3号を株元に散布
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