
冬の鍋物に欠かせないネギ。
最近、土寄せしないでネギができるという落とし込み栽培という方法を導入し、簡単にネギがつくれるようになりました。
トキタ種苗の「なべちゃんゴールド」をつくり、太く仕上がって良かったのですが、もう少し長さが欲しいという、新たな野望が。
▼ なべちゃんゴールドの落とし込み栽培の様子はこちら
そこで、ネギの太くなりやすさを品種からアプローチして、いろいろ試しています。
今年は、サカタのタネの「夏扇パワー」という品種を栽培してみることにします。
- 2月15日 36穴トレーに種まき、床暖房で温度確保。
- 3月15日 畑に仮植え付け
- 3月23日 細いながら無事根付いた様子
- 4月12日 雑草に覆われてしまった・・・
- 5月15日 苗ができちゃったけど植える場所がない・・・一時的に引っ越し
- 6月1日 マルチをひいて落とし込み栽培開始
- 7月5日 両脇からあがってくる雑草に注意
- 9月7日 夏越しで大幅に苗が減少
- 9月15日 病気のせいで次々消えて行ってる?
- 10月5日 ネギは結局大幅減・・・。中耕と鶏糞で追肥(1回目)
- 11月16日 葉がしっかりしてきた!マルチをめくって中耕と追肥(2回目)
- 12月7日 いよいよ収穫
- 12月20日 二週間でより太くなった
- 今回栽培した品種はコレ!
2月15日 36穴トレーに種まき、床暖房で温度確保。

36穴トレーに1穴6粒程度種まきしました。
その後、まだ部屋では床暖房をつかっていたので、床暖房で温度をかけました。

こんな感じで、A4トレイを衣装ケースの中に積み上げて、床暖房のきいている部屋の端っこあたりにおいています。
5日程度で芽が出てくるので、発芽しはじめたら、徒長しないよう、すぐに育苗棚に移して管理します。

写真は種まきから一週間すぎた、2月24日の様子です。
チョボチョボと細い芽が出そろっているので、育苗棚に移しています。
発芽後は無加温ですが、家の中なので、問題ありません。
▼ 部屋の中で苗をつくっています!
3月15日 畑に仮植え付け

種まきから約1か月。こんな感じで細いですが、畑に植え付けて、育苗します。

15㎝✕15㎝のマルチに植え付けました。
トレー1穴の発芽が3~4本前後で今回20穴分を植え付けました。
最近の課題が、ネギやタマネギの場合、根はりが浅いので、スプーンですくって植えると倒れやすく、意外とロスが生じやすいという点。
何か克服できる方法が見つかればと思っています。

そして、内側に不織布、外側は穴あきビニールでトンネル、しっかり防寒します。
(写真はイメージ)
3月23日 細いながら無事根付いた様子

4月12日 雑草に覆われてしまった・・・

今日は、暖かくなってきたので、トンネルをビニールから不織布に変更しました。
今年は、畑に牛糞を入れたところがあったのですが、そこのエリアがやけに雑草が多め。そのせいで、ネギ苗が負けて消えてしまう事態が発生してしまいました。
失敗ですね。必要な苗の本数が確保できなくなりそうです。
5月15日 苗ができちゃったけど植える場所がない・・・一時的に引っ越し

昨年のコメ不足を踏まえて、今年はジャガイモを一畝多く作付けしてしまったので、ネギを植える畑のスペースがまだありません。
ジャガイモが6月上旬には片付く一方、この苗が植わっている場所は5月中に サツマイモ(栗かぐや) を植えるので、一時的に畑の端に引っ越していただきます。

すでに苗の大きさは、落とし込み栽培に必要な30㎝以上の大きさになっています。
畑が用意できていれば、この植え替えは不要です。
毎年同じことを繰り返しちゃってるな・・・。

とりあえずこんな感じで、畑の片隅に移動させました。
植え付け後は、いつものように液肥をあげて、活着を促します。
6月1日 マルチをひいて落とし込み栽培開始

春じゃがいもの収穫を終えたので、急いでネギ畑つくりです。
ネギの落とし込み栽培は、50㎝幅の防草シートで15㎝間隔2列穴でマルチを自作しています。一応、畝は15cmほど高くしてから、マルチをかぶせています。

ちなみにこちらは昨年のマルチの敷き方。結果として、あまりよくありませんでした。
追肥の時、マルチをめくりやすいようにと、2列マルチで二畝つくって、両脇にあえて露地部分をつくったのですが、ここから雑草が生えて侵食し、小さなネギ苗が雑草に覆われて消えてしまったのです。
そんな訳で、今年は真ん中をくっつけて、4列にしてあります。
▼ 防草シートをつかった数年使える丈夫なマルチの作り方


一時的に逃がしておいたネギ苗を再度掘り起こしました。

畝に穴をあけて、こんな感じで苗を落とし込んでいきます。
写真のように苗が大きくなってしまうと、穴の底まで落ちず、途中でひっかかってしまうので、本当は細くて長めが理想。本当は引っ越し前、5月11日時点のサイズが良かったです。
葉先も、穴から少し出ている程度で良いのだとか。十分出すぎなくらいです・・・。
苗は、2月まきで90日程度の苗を5月に植えた方が良いように思います。
植え付け後は、液肥を加えて水やり。活着を促すようにします。
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ちなみに穴開けは、このロープ止めをつかってグリグリあけています。金属製で丈夫、先端もねじれが効いているので穴を開けやすいです。このほか、太い支柱を立てる時にも重宝するアイテムです。
7月5日 両脇からあがってくる雑草に注意

植え付け約1か月後の様子はこんな感じです。
両脇や穴から雑草があがってくるようになるので注意。昨年はこれに弱い苗は消されたので、手が回るのなら、こまめに雑草を取り除くように意識。
9月7日 夏越しで大幅に苗が減少

今年の夏は、最高気温が40℃まで行くなど、かなり厳しい猛暑でした。
結果、夏越しができず、苗も大幅に減少。
さらに雑草処理を怠ったので、両端二列は雑草に消されて、・・・。
まあ、殺菌消毒も一度もしていないので、なおのことロスが多く発生してしまった感じ。
9月15日 病気のせいで次々消えて行ってる?

気温がだいぶ落ち着いてきたのですが、今度は、病気で苗が次々消える事態に。
10月5日 ネギは結局大幅減・・・。中耕と鶏糞で追肥(1回目)

9月は、畑で他の作業を優先していたので、消毒もせずほったらかしてしまいました。
結局、残ったのが半分以下になってしまいました・・・。
10月に入り、生き残ったものは、葉もきれいで新しくなってきたので、真面目にやり直したいと思います。

マルチをめくって、鶏糞をパラパラと追肥した後、少しでも土の通気性がよくなるようにと、移植ゴテで軽く耕しました。
11月16日 葉がしっかりしてきた!マルチをめくって中耕と追肥(2回目)


1回目の追肥から約1ヶ月過ぎ。葉も伸びて、ネギも太り始めてきました!

また、マルチをめくって、鶏糞をパラパラと追肥した後、移植ゴテで軽く耕します。
12月7日 いよいよ収穫

毎週来る度に、太くなってきました。いよいよ収穫してみたいと思います。

30㎝くらい深く苗をおとしたつもりだったのに、思ったよりも短め。

薄皮をめくってきれいにしたらこんな感じ。
昨年まで育てていた、なべちゃんゴールドに比べて、少し長さが出たのと、太さも1.5㎝程度と意外と太く仕上がったので、ほぼほったらかしでつくったネギとしては悪くないかと思います。
12月20日 二週間でより太くなった

この二週間で、さらに太くなりました!


収穫する時はそのまま抜かず、必ずまわりの土をほぐしてやわらかくしてから、抜きます。

白い部分は相変わらず25㎝程度でやや短めでしたが、より太く仕上がりました!
太りの良さを実感できる品種です。いいですね。

スーパーで売っていたネギと比べてみました。
太りは負けていませんが、軟白部はあと10㎝程度欲しいところです。
あと少し工夫が必要みたいですね。
今回栽培した品種はコレ!
サカタのタネ 夏扇パワーねぎ
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栽培をふりかえって
ネギの落とし込み栽培は、ウチの家庭菜園では定番になっています。
今回、太くて長いネギを目標に、農家さんも使っている「夏扇パワー」を選びました。
今年は、より夏が異常に暑かったのと、病気が出てもほったらかしたため、かなり苗が消えてしまいましたが、品種自体は、なべちゃんゴールドに負けず、長ネギとしては、1.5㎝程度によく太った上、少し長めにも仕上がりました。
ちゃんと消毒するなど管理すれば、太りが素晴らしいので、良い品種だと思います。
長さが出ない原因は、苗を太めの段階で落とし込んでいるため、地表で葉がひっかかりやすく、結果、しっかりと穴底まで到達していないのかも知れません。
来年は5月中に、少しでも苗が細い段階で落とし込めるようしっかり畑を準備しておくのと、穴も30→40㎝程度まで深くしてみようかとも思います。
あとは、9月に入る前に、殺菌消毒なりの病気対策をしっかりやる必要があるかも?
納豆菌培養液をルーティンに組み込むか?
栽培データ
種まき:2/15 → 収穫:12/7~
株間15㎝✕列間15㎝ 2列を二畝
*元肥:豚ぷんを10㎡あたり10kg程度
*週1回 多木有機液肥3号 を株元に散布
*追肥:10/5、11/16 発酵鶏糞をパラパラ程度
*消毒なし
▼ ネギの落とし込み栽培について反省と考察レポ。
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