
月ごとに、備忘録も兼ねて、私の家庭菜園での作業スケジュールをまとめていきたいと思います。前年の反省から、内容は随時更新します。
つくっているのは、東京郊外の関東平坦地です。
適当でないこともあるかも知れませんが、一例としてご参考になれば幸いです。
11月のスケジュールの概要
11月は気温が下がり、私の住む地域の場合、4月の平均気温と同じような推移になります。春と違って、気温は下がっていく一方のため、徐々に野菜の生育が鈍くなってきます。
野菜の年内の収穫目標は、霜が降りて野菜が傷む12月2週までに仕上げるのが勝負。以降は、2月まで寒くてほぼ育たず、放置になります。
葉物は不織布をベタ掛けするなどして、少しでも生育をスムーズにします。
種まきは、ソラマメやエンドウといった春収穫を目指す一部野菜の種まきを、11月1週にするくらいで、もう終わりです。
種まきと植え付けは、エンドウ、ソラマメ、玉ねぎ苗で今年はもう終わり。

11月に入ってしまうと、種まき、植え付けする野菜は限られます。
小松菜やホウレンソウといった、春秋なら40日程度で収穫できる野菜でも、これからの種まきだと、2か月以上の日数がかかり、1~2月収穫になってくるのと、寒さでの傷みも出てくるので、私の場合、もう種まきはおしまいです。
あとは、気温がまだ高めの11月上旬のうちに、エンドウやソラマメの種まき(発芽適温は15~25℃)をして、今月中を目安に玉ねぎ苗の植え付けをおこないます。
いずれも霜が降りる12月2週までにしっかりと根付くように意識しています。
葉物野菜は、不織布をベタ掛けしておくと、生育をスムーズにすすめられる。


あとは、畑に植えてある野菜を12月2週までに、スムーズにきれいに収穫できるかが勝負になってきます。
例年10月2週あたりからは気温が下がるので、レタスや小松菜、ホウレンソウ、春菊といった葉物野菜は、不織布のベタ掛けをして管理。
週1回めくって、病害虫の確認と液肥で水やりするだけで、収穫まで生育もスムーズな上、きれいな野菜が収穫できるので、最近よくやっています。
ただ、大風が吹くと葉先がすれて傷んだり、消えたりする心配はあるので、ガッチリとめておきつつ、大きくなった少しづつゆるめていくのがポイント。また、写真のように、防虫ネットを重ねてかぶせておくと、風のバタつきが抑えられます。
これから野菜をつくるのなら、室内でつくるという手もある。

畑用の種まきはもう終わりですが、冬に野菜をつくりたいなら、室内でLEDライトを使って育てるという手もあります。
私の場合、室内に育苗棚をもっていて、11~1月はほぼ空になるので、ポットに種をまいて葉物野菜をつくっています。ベビーリーフ類なら、30日~45日程度、リーフレタスであれば60日程度で収穫できます。
室内なので、寒さの心配もなく、気軽に水やりもできて、しっかり育つのでオススメです!
▼ 短期間でまわすなら、アブラナ科が中心のベビーリーフがオススメ!
1週め
エンドウ、ソラマメの種まき
収穫目標は4~5月。
それぞれ発芽適温が15~25℃のため、まだ気温のある今のうちの種まきが最後。
気温が下がると発芽不良となり、腐って失敗するリスクが高まります。
玉ねぎ苗の植え付け(~3週)
霜がおりはじめる12月までにはしっかりと根付かせておきたいので、今月中を目安にしています。
丹波黒大豆 葉をとる(~2週)
莢の仕上がりをみて、しっかり膨らんでいたら、葉をとって畑で乾燥状態に移行。
病害虫対策(シンクイムシ注意)
11月に入ると、虫の動きは鈍くなりますが、近年は温暖化の影響でしつこく動く年もあります。野菜の収穫がはじまるまで油断せず、必要に応じて消毒。
2週め
白菜、キャベツ、ブロッコリー収穫本格化(~12月1週)
白菜やキャベツ、ブロッコリーの収穫がだいたいこの週あたりから集中。
今月中は、畑に残しながら、必要量だけ収穫していきます。
3週め
特になし
4週め
特になし
・・・・・・・・・・
こんな感じでやっています。ご参考になれば幸いです。
▼ 一年の月ごと作業スケジュールはこちらにまとめてあります!
野菜も品種がいろいろ。
種はホームセンターや100円ショップでも買えますが、私は種屋さんも利用しています。秋冬の畑で使っている品種まとめてみました。
▼ 私が秋冬の畑で使っている品種はコレ!
参考になったらクリックしていただけると嬉しいです (*^^)v