週1回3時間!共働きのズボラ週末家庭菜園

60㎡の畑を週1回3時間で管理。実践主義でラクしてガッチリ収穫を目指します!

ガチ経験者直伝!家庭菜園の一年間月ごと作業スケジュールガイド

 

私は週1回、土日のどちらか都合の良い日で朝の3時間、広さ60㎡の家庭菜園畑を管理しています。

もう5年程になりますが、一年を通じて、月ごとに何の野菜の種をまき、どのようなことに注意しながら管理したらよいか、ようやくポイントが見えてきたので、経験を元に月ごとの作業スケジュールをまとめてみました。

 

畑を借りて、初めて家庭菜園をはじめられる方が、どんな感じで一年畑をまわしていったらいいか?「あらすじ」のご参考になれば幸いです。

私自身の備忘録も兼ねているので、反省を重ねながら、内容は随時更新していきます。

 

栽培している地域は、東京郊外の関東平坦地です。

ソメイヨシノの満開は例年4月1週で東京より1週間遅れ。夏は東京同様35℃超えの猛暑エリア。降霜は例年12月1週あたりから3月1週あたりまでです。

 

 

 

1月

春の作付けに向けて、畑の空きスペースを耕し、豚ぷん堆肥を混ぜて土づくりを行います。ヒヨドリによる鳥害や、白菜・キャベツの凍害、菌核病の発生に注意します。この時期は野菜の成長がほとんど止まるため、畑の管理は2週間に1回でも十分です。

主な種まき野菜: ナス(早播き)

 

2月

春の準備が本格化する時期です。ナスやピーマンを皮切りに、キャベツ、ブロッコリー、リーフレタスなどの種まきを進め、育苗を始めます。中旬には春ジャガイモを植え付け、下旬にはトマトやカブ、葉物野菜の種まきを行い、次の季節への土台を整えます。

主な種まき・植え付け野菜:
ナス、ピーマン、トマト、キャベツ、ブロッコリー、リーフレタス、ホウレンソウ、サラダ春菊、小松菜、カブ、ネギ、春ジャガイモ

 

 

 

3月

寒さの中にも春の気配が感じられ、種まきに加えて苗の植え付けが本格化します。2月にまいた苗を順次畑に移し、霜よけのトンネルや不織布で保温しながら育てます。冬越し野菜はお彼岸までに収穫・撤去を終え、葉物の種まきは今月いっぱいで締めくくります。

主な種まき・植え付け野菜:
トマト、ナス、ピーマン、キャベツ、ブロッコリー、レタス、ホウレンソウ、小松菜、春菊、カブ、ミニ白菜(お黄に入り)

 

4月

春本番を迎え、夏野菜の種まきや植え付け作業が中心になります。上旬はまだ気温が安定しないため、加温やトンネル資材を活用して発芽・活着を助けます。中旬以降は気温上昇に伴い病害虫も発生しやすくなるため、タマネギのベト病や葉物の食害対策をしっかり行います。

主な種まき・植え付け野菜:

エダマメ、インゲン、トウモロコシ、カボチャ、オクラ、シソ、ナス、ピーマン、トマト、ホウレンソウ(晩抽性)

 

 

 

5月

春から初夏へと移り変わる時期で、気温上昇にともない雑草や病害虫の管理が重要になります。トンネル資材は不織布から防虫ネットに切り替え、苗の植え付けでは日差しによる焼け対策を行います。サツマイモの植え付けや、エダマメ・トウモロコシなどの種まきもこの月中に仕上げるのがポイントです。

主な種まき・植え付け野菜:

トマト、ナス、ピーマン、サツマイモ、ネギ、エダマメ、インゲン、トウモロコシ、ジャガイモ

 

6月

6月は梅雨に入り、高温多湿の環境で病害虫が一気に増える時期です。春に栽培してきた葉物やジャガイモは梅雨入り前に収穫・撤去し、畑を夏野菜中心に切り替えます。雑草も急激に繁殖するため、防草シートやマルチなどで物理的な対策を早めに行うことが大切です。

主な種まき・植え付け野菜:

オクラ、トマト、ナス、ピーマン、トウモロコシ、エダマメ、サツマイモ、カボチャ

 

 

 

7月

7月はいよいよ夏本番を迎え、連日の猛暑で畑作業が厳しくなる時期です。日中の作業は避け、早朝の涼しい時間帯に収穫や管理を行うことが大切です。畑では雑草対策を中心に作業を絞りつつ、家では秋野菜の苗づくりをスタートします。高温下では虫害が多くなるため、ヨトウムシなどの害虫防除も欠かせません。

主な種まき・植え付け野菜:
キャベツ、ブロッコリー、ニンジン、トウモロコシ(晩生種)、エダマメ(中~晩生種)、丹波黒大豆

 

8月

8月は暑さが厳しい中、秋冬野菜の栽培が本格化する時期です。猛暑の影響で畑作業は制限されますが、秋冬野菜は「まき遅れ」が収穫に直結するため、早朝の短時間作業で効率よく管理します。苗の植え付けや防虫・日除け対策、病害虫管理も重要です。

主な種まき・植え付け野菜:
キャベツ、ブロッコリー、ニンジン、白菜、トウモロコシ、エダマメ、インゲン

 

 

 

9月

9月はまだ残暑が厳しいことがありますが、秋野菜の植え付けや種まきが本格化する重要な月です。日が短くなることで、年内収穫を目指す野菜は生育期間に余裕がなくなるため、作業は計画的に進めます。

主な種まき・植え付け野菜:
キャベツ、ブロッコリー、白菜、カブ、大根、レタス、春菊、小松菜、ほうれん草、秋ジャガイモ、タマネギ

 

10月

過ごしやすい気候になり、畑作業もしやすくなります。夏野菜は撤去して、秋冬野菜の種まきラストスパートを行います。病害虫対策をしながら、年内収穫を目指してしっかり管理します。

主な種まき・植え付け野菜:

コカブ、小松菜、春菊、ほうれん草、リーフレタス、レタス、かつお菜、えんどう、ソラマメ

 

 

 

11月

11月は気温がぐっと下がり、野菜の生育が鈍くなってきます。畑では、春どりのエンドウ・ソラマメや玉ねぎ苗の植え付けが最後の作業です。葉物は不織布で保温しながら年内収穫を目指し、以降は室内栽培に切り替えるのもおすすめです。

主な種まき・植え付け野菜:

えんどう、ソラマメ、玉ねぎ苗(植え付け)

 

 

12月

(準備中)

 

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年間を通じてこんな感じで作業をしています。

ご参考になれば幸いです。

 

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