
今回は、春植えて夏前に収穫するキャベツ栽培です。目標は7月収穫。
7月収穫のキャベツは以前、「はやどり甘藍」をつくった際、梅雨時で消毒ができないなど、手を焼いた作型です。
今回は久しぶりに、暑さに強いキャベツということで、「藍天」という品種で再挑戦したみたいと思います。ただ、種袋ウラの作型表では、春は種まきできないことになっているので、テスト栽培になります。
以下、2025年の記録になります。
- 3月30日 36穴トレーに種まき
- 4月12日 畑に植え付け
- 4月26日 防虫ネットべたがけに変更&間引き
- 5月6日
- 5月11日
- 5月18日 殺虫消毒1回目
- 6月1日 玉になりはじめた?
- 6月8日 殺虫消毒2回目
- 6月14日 ここ一週間で一気に大きくなった
- 6月21日 念押しの殺虫消毒3回目
- 6月29日 意外と伸びない?収穫は来週・・・
- 7月5日 とりあえず収穫&食害の犯人はナメクジでした
- 今回つくった品種はコレ!
3月30日 36穴トレーに種まき

36穴トレイに一穴2~3粒程度種まき。
一緒に、ミニ白菜の「CRお黄に入り」も種まきしました。
土は畑の土を使い、ダイソーの観葉植物の土(ココピート)で覆土しています。

その後、室内にあるLEDライト付きの育苗棚で、A4ケースに入れて管理。
適正な温度が確保できていれば、3日程度で発芽してくるので、土が少し盛り上がってきた段階でフタをとり、今度は乾燥しないように2日に一度程度で水やり。
▼ 部屋の中でLEDライトで苗づくりをしています。
4月12日 畑に植え付け

種まきしてから約2週間です。本葉が1枚出かかった段階の大きさ。
これを土ごとティースプーンですくってそのまま植え付けていきます。

防草シートマルチに株間37㎝、畝幅は45㎝程度、2列で植えました。
株穴には、あらかじめオルトラン粒剤を混ぜてあります。
間引きはせず、1穴1~2本、そのまま植えてあります。

植え付け後、内側に不織布を1枚、外側に防虫ネットでベタ掛けで固定。
いつもなら、ダンポールでトンネル状にするのですが、ベタ掛けは、少しでも省力化して栽培できないか、はじめての試みです。
4月26日 防虫ネットべたがけに変更&間引き

不織布のベタ掛け、調子いいです。順調に根付き、苗も大きくなりました。
もうすぐ5月、夏野菜も畑に植えられる程度の暖かさになってきたので、ここから収穫までは、防虫ネットのベタ掛けで育ててみたいと思います。
また、本葉が3枚程度で大きくなってきたので、このタイミングで1穴に2本苗が植わっているものは、1本に間引きしました。
5月6日

こんな感じで防虫ネットをかぶせ、四方は隙間ができないように、がっちりとめています。順調ですね。
5月11日

虫にも食べられず、きれいに仕上がっていて、超順調です。
5月18日 殺虫消毒1回目

だいぶ大きくなってきました。

ちなみに同じ畝では、お黄に入り白菜(3/30まき)、輝吉キャベツ(3/1まき)を植えていて、同じように防虫ネットのベタ掛けで管理しています。
キャベツは問題ないのですが、白菜で、何者かにかじられた形跡を確認。
白菜は、キャベツに比べて葉肉がやわらかいせいか、同じように防虫ネットベタ掛けで管理をしていても、隙間を狙われて入るのか、虫に食べられやすい印象ですね。
モンシロチョウ、ヨトウムシやタバコガ、ナメクジにも要注意の時期です。
ナメクジには効きませんが、殺虫剤のトレボン乳剤を白菜と一緒に散布しました。
6月1日 玉になりはじめた?

芯の葉が少し丸まりはじめてきました。
ここから先は、芯葉を虫にかじられないように要注意。収穫時に跡が残ります。
防虫ネットはかぶせているものの、この程度の大きさになってくると、丈が足らなくなっくなり、足元に隙間が出るようになってくるので、完璧な防御にはなりません。
様子を見ながら、殺虫消毒を加えていきます。
6月8日 殺虫消毒2回目

はっきり丸まりはじめてきました。ここから収穫までだいたい1ヶ月程度です。
同じ畝の「輝吉」の葉が何者かにかじられはじめたので、一緒に殺虫剤のアファーム乳剤を散布します。
6月14日 ここ一週間で一気に大きくなった


先週から1週間しかたっていないのですが、玉が一気に大きくなりました。
3/1種まきした、輝吉キャベツ が本日収穫。
このペースだと、2週間ぐらいで収穫になりそうな感じです。
6月21日 念押しの殺虫消毒3回目


また、葉が虫にかじられています。
収穫まであと少しなので、もう1回、アファーム乳剤で消毒。
犯人は誰なんだろう?
6月29日 意外と伸びない?収穫は来週・・・

こんな感じで防虫ネットをベタ掛けで管理してきました。
もう今日あたり収穫かと思い、ネットをめくってみましたが・・・。

うーん・・・一週間たった割には伸びが急にいまひとつな印象。
普通なら、もう収穫できるのですが、まだ小ぶり。収穫は来週ですね。
思えば、今年はここ連日、日中は30度超えの夏日が続いています。
夜もクーラーをかけないと暑い日もあるくらいだったので、もしかしたら暑さで動きが鈍いのかも知れません。
7月5日 とりあえず収穫&食害の犯人はナメクジでした

いよいよ収穫します。外葉が一部黄色くなるなど、やや劣化が目立ちはじめてきました。

防虫ネットをめくってみると、先週から大して大きくなっていませんでした。
ただ、これ以上畑においても、コンディションが悪くなる一方な感じなので、今日は収穫してしまいたいと思います。

1株、玉をこんなにボロボロにされました。表面をはがせばきれいに食べられますが・・・。
収穫時に犯人を見つけました。ナメクジです!
そりゃ、アファームかけても無理ですね。
多湿時期は、ナメクジ対策をしっかりとしなければならないことを勉強しました。

重さは1㎏程度で、やや軽い印象ですが、冷蔵庫で保管して、食べる大きさとしてはちょうどいい感じです。日持ちもしそうな品種です。
今回つくった品種はコレ!
サカタのタネ 藍天キャベツ
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栽培を振り返って
暑さに強いキャベツということで、依然苦戦した、7月収穫を目標に栽培してみました。ちなみに、種袋ウラの作型表では、春まきは推奨されていません。
7月近くになると暑いせいか、最後は伸びが遅くなった上、葉が黄色くなるなど劣化しやすくなってきた印象でしたが、栽培は比較的簡単でした。
キャベツとしても、歯切れもよくて美味しく、葉肉の厚みも適度にあります。
ただ、家庭菜園の春まきキャベツは、きれいに仕上げるなら、改めて6月収穫で終えた方が無難という結論に。「藍天」は、春先に苗が枯れるなど失敗した時の追撃用として、覚えておこうと思います。
保存性も良かったです。愛菜果の袋で冷蔵庫保存したら、2ヶ月でも外の黄色くなった葉をはがせば、問題なく食べられました。
栽培方法も、これまでのトンネル管理から、不織布や防虫ネットのベタ掛けで省力化してみました。生育後半はどうしても隙間が出るので、殺虫消毒、あとナメクジ対策をした方が良いものの、管理はかなり簡単で、トンネルよりもむしろ順調だったかも知れません。
今後は、工夫しながら、トンネル栽培を減らしていこうと思います。
栽培データ
種まき:3/30 → 収穫:7/5~
株間37㎝✕列間45㎝ 2列チドリ
*元肥:畑全体に豚ぷんを5㎡あたり2kg
*週1回 多木有機液肥3号 を株元に散布
*消毒
4/12 株元に オルトラン粒剤 を混和
5/18 トレボン乳剤
6/8 アファーム乳剤
6/21 アファーム乳剤
* 農薬は、栽培時点で登録のあるものを使用していて、参考にご紹介しています。
使用する際は、ご自身で今一度ご確認し、自己責任でお願いします。
▼ 品種を組み合わせてリレー栽培でキャベツを自給化しています。
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