今回は、普段備蓄しているカセットガスの消費方法について。
カセットガスの無理ないローリングストック(使いながら備蓄を更新する)方法を探していたら、なんとカセットガスで動くファンヒーターというものを発見しました!
防災用品としても十分使えそうで、買って普段使いしてみましたのでご紹介です。
- カセットガスは災害時必要だけど、普段消費するのが結構大変。
- カセットガスで動くファンヒーター「風暖」を発見!
- 立ち上がりまで約20秒と早い!暖房能力も十分。
- 電源不要。安全で4.7㎏と軽いので自由に運ぶことができる。
- カセットガス1本で約2時間。普段は補助で使うのがやっぱり無難。
カセットガスは災害時必要だけど、普段消費するのが結構大変。
カセットガスは、災害時、ガスや電気といったライフラインがとまった際、カセットコンロで料理をするのに、必要不可欠になる保存できる燃料。
ウチでは、最低6本~9本(2~3パック)の範囲で備蓄しています。
使用想定は約1週間です。
カセットガスの保存期間は、約7年と長めなのですが、実際は数年で缶にサビが見受けられたりと、ちょっと心配になることも。
やはり可燃物なので、安全にスムーズな更新をしておきたいところです。
そこで、カセットボンベの消費方法を検討。
カセットコンロで料理をするなどして消費するのが考えられる方法ですが、普段使いで料理するには火力が弱く、毎日鍋をやるわけにもいきません。
無理なく消費する方法がないかと探していたら、ありました!
カセットガスで動くファンヒーター「風暖」を発見!
なんとカセットガスを燃料に使えるファンヒーター「風暖」です。
カセットガスやコンロを販売している、イワタニ(岩谷産業)の商品です。
こんな感じで、後ろにカセットガスを、ブスっと差し込んで使います。
立ち上がりまで約20秒と早い!暖房能力も十分。
最初は必ず「弱」にして、コンロのように下のつまみを「点火」に回して火をつけます。
やがてファンが回転しはじめ、温風が出てくるようになるのです。
その間わずか20秒。石油ファンヒーターより立ち上がりが早いです!
暖房能力も十分です。
マンション、約15畳の床暖房付のリビングダイニングで使用の場合。
床暖房のみだと、部屋全体を温めるのに30分はかかってしまいます。
一方、風暖を使えば、10分程度あれば部屋全体を暖かくできるほどの能力があるので、真冬は、風暖を30分のみ使い、あとは床暖房で過ごしています。
ちなみにエアコンは乾燥するので、ほぼ使うことはありません。
電源不要。安全で4.7㎏と軽いので自由に運ぶことができる。
燃料がカセットガスで完結しているので、電池やコードはありません。
切る際も、コンロを切っているのと同じ感覚なので、すぐに切れて安全。
重さも約4.7㎏と軽いので、足元においたり、違う部屋へ持って行ったりと、
軽いので、部屋のあちこちに移動するのにも便利です。
カセットガス1本で約2時間。普段は補助で使うのがやっぱり無難。
メーカースペックでは、ガス1本で標準運転で約103分。弱運転で約138分。
実際の使用感としては、冬場に毎日30分程度使って、最初10分だけ標準→残り20分は弱のパターンで、4~5日でなくなります。
燃費に関しては、1本100円で計算しても、1時間50円なのでかなり悪いです。
床暖房の立ち上がり前の補助や、一時的に暖をとるのに向いている印象です。
特に普段の生活に取り入れるのなら、朝起きてからすぐ、サッと部屋を暖める際に使うのが、一番オススメです!
・・・・・・・・・・
イワタニ カセットガスファンヒーター「風暖」を探す
≫ 楽天市場
≫ Amazon
結論としては「風暖」、とても使えます!
当初の目的だった、カセットガスの無理のないローリングストックも構築でき、冬の災害時の暖房機器の準備もすることができました。
石油ファンヒーター並みにお値段が高いのがネックですが、カセットガスでこれだけ高性能なファンヒーターができることには驚きです。
特に規約で灯油ストーブが使えない、マンション住まいには、オススメです!